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授業科目名 社会系 市民活動とボランティア組織
時間割番号 266171KA
担当教員名 西山 志保
開講学期・曜日・時限 前期・月・III 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
本講義は、現代社会における市民社会組織の位置づけ、存在意義などを社会制度との関係から理解することを目的としている。ボランティア活動は、既存の行政システム・市場システムの領域とは異なった市民社会の領域に位置づけられる。日本では、特に1995年の阪神淡路大震災以降、その社会的重要性が高まってきている。講義では、日本におけるボランティア活動の歴史的変遷をふまえ、阪神・淡路大震災後のボランティア活動の展開や市民活動の国際比較研究を行いながら、様々な論点を提示していく。 
<到達目標>  到達目標とは
No重要度目標詳細
1知識と視野市民セクターがどのような社会問題に対して、どのような役割を果たすことができるのか、具体的事例から考え、現代社会に対する深い洞察力をつけることを目指す
<授業の方法>
講義形式
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 70  %講義の理解度、論理的思考 
2平常点/受講態度 30  %出席数が3分の2に満たないものは単位がでません 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
事前に必要とされる知識は特にないが、教科書に目を通し、柔軟な思考を持って講義に臨んでもらいたい
<テキスト>
  1. 西山志保, 改訂版 ボランティア活動の論理, 東信堂, ISBN:4887135939
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1 イントロ<BR>2 ボランティア活動・市民活動とは何か?<BR>3 日本におけるボランティア活動の歴史的展開<BR>4 阪神・淡路大震災とボランティア活動の展開 緊急救援期<BR>5 阪神・淡路大震災とボランティア活動の展開 復旧・復興期<BR>6 阪神・淡路大震災とボランティア活動の展開 仮設住宅における支援活動<BR>7 阪神・淡路大震災とボランティア活動の展開 事業化するボランティア<BR>8 阪神・淡路大震災とボランティア活動?社会のしくみづくり<BR>9 行政とNPOのパートナーシップ関係<BR>10.コミュニティ・ビジネスの可能性 <BR>11.欧米の市民活動(アメリカの社会的企業と都市再生) <BR>12.欧米の市民活動(アメリカのコミュニティづくり)<BR>13.欧米の市民活動(イギリスの社会的企業と都市再生) <BR>14.欧米の市民活動(イギリスのコミュニティづくり) <BR>15.新しい公共性の構想へむけて(理論的まとめ)
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《機械システム工学科機械デザインコース》
(A)【機械工学の意義】
幸福・福祉の意義,自然と社会との係わりが理解でき,これらに及ぼす機械工学の影響が理解できる能力を身につける.
《電気電子システム工学科》
A-1:人としての常識を持ち,人の社会性を認識する
人間形成科目部門を通じて自分を取り巻く環境の中で円滑かつ持続的に活動を続けるための常識を身につけるとともに,テーマ別教養科目部門の内,「文化系」「社会系」「国際交流系」の科目を通じて歴史や様々な文化,社会の仕組みを理解し,社会人としての良識と倫理,多様な価値観を理解する広い視野を備える
 
《コンピュータ・メディア工学科 情報メディアコース》
(C) 科学技術が社会や自然に及ぼす影響や効果までを考慮できる多面的な地球的視野を会得し、国際的なコミュニケーションを可能とする基礎能力を修得する。
《土木環境工学科》
A.技術者の責務の自覚
 土木環境技術が人間社会や自然環境の変化に及ぼす効果・影響を理解し、自然と調和した人類の持続的発展のために土木環境技術者が果たすべき責務を自覚する。
[学生による授業評価アンケートに関する記述]
(未登録)