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授業科目名
担当教員
生理活性化学
奥田  徹
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
265645 2 BT,WP 2 後期 II
[概要]
地球上のあらゆる生物の活動には生理活性物質が必須である。自然界の酵素反応などに代表されるように、生理活性物質は生物機能と密接な関係がある場合がある。そこで、この講義では化学的側面から生物と生理活性物質との関連を理解することを目的として、生理活性物質が関わるライフサイエンスにおける最も基本的かつ重要な題材を具体的に取り扱う。実際には生理活性物質の基礎有機化学を含めて、生理活性機能における有機化合物の役割、そしてそれらが人の生活にどのように利用されているかを解説する。
[具体的な達成目標]
1.生理活性物質の有機化学的構造と機能を理解する。<BR>2.生理活性物質の分離・精製の原理と方法を理解する。<BR>3.生理活性物質の構造解析の原理と方法を理解する。<BR>4.生理活性物質の実用例を理解する。
[必要知識・準備]
基礎的な生物学,化学の知識がある程度備わっているほうが、授業内容を理解しやすい。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 50  %試験 
2小テスト/レポート課題 50  %授業内容の理解度 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
1.生理活性物質と定義<BR>2.シグナル伝達物質<BR>3.生理活性物質の抽出と精製<BR>4.質量分析(MS)の原理とデータ解析<BR>5,核磁気共鳴(NMR)の原理とデータ解析<BR>6.生体物質の化学 I(糖質)<BR>7.生体物質の化学 II(脂質)<BR>8.生体物質の化学 III(アミン酸とタンパク質)<BR>9.タンパク質の精製と構造解析法<BR>10.DNA構造と生体における働き<BR>11.遺伝子工学技術<BR>12. 活性酸素<BR>13. フリーラジカル<BR>14. ポリフェノール<BR>15. その他の生理活性物質
[教育方法]
プロジェクターを用い,図や写真を利用して理解を深める。複雑な図については,プリントを随時作成・配布する。一部集中講義となるため留意されたい。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)
[学生による授業評価アンケートに関する記述]
(未登録)