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授業科目名
担当教員
分析化学演習
阪根 英人
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
265052 1 AA,CP 3 後期 III
[概要]
1年次における「基礎分析化学」、2年次における「分析化学」、3年次の「無機機器分析」「有機機器分析」ならびに「応用化学実験I」の授業で習った内容を確実に身につけるため、各自が演習問題を解き次の週に解説を行う。演習を解く際にはどのような参考書籍などを参照してもよいが、各自が独力で解答することとする。
[具体的な達成目標]
各種分析法の原理に対する理解を深め、実験操作の意味を理解し計画でき、正しい測定値を得て解析し評価できる力を身につける。<BR>測定値の取扱いに習熟する。
[必要知識・準備]
1年次開講<BR> 基礎分析化学、基礎物理化学I・II、基礎無機化学、基礎有機化学I・II<BR>2年次開講<BR> 化学実験、分析化学、有機化学第二<BR>3年次前期開講<BR> 応用化学実験I、無機機器分析<BR>以上を履修・修得していること。また、<BR>3年次後期開講<BR> 有機機器分析<BR>を並行履修することが望ましい。<BR> これらを履修していることを前提として演習を出題するので、履修していない者は自習しておく必要がある。<BR>関数電卓と演習を解く際に参照する書籍等を持参すること。 
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 10  %演習の成績不振者に対して試験を行う。 
2小テスト/レポート課題 90  %毎回の演習の得点を総合的に集計して評価する。 
[教科書]
  1. 大橋弘三郎、小熊幸一、鎌田薩男、木原壯林, 分析化学 −溶液反応をl基礎とする−, 三共出版, ISBN:4782702809,
    (「基礎分析化学」教科書)

  2. 田中誠之、飯田芳男, 基礎化学選書7 機器分析, 裳華房, ISBN:478533133X,
    (三訂板 「無機機器分析」「有機機器分析」教科書)

  3. 岩附正明、太田清久 編著, 図解 分析化学の実験マニュアル 省試薬利用から分析データの取り扱い方まで, 日刊工業新聞社, ISBN:4526050172,
    (「応用化学実験I」指導書)
[参考書]
  1. 「化学実験」「有機化学第二」で使用した教科書・指導書
  2. 「基礎分析化学」「分析化学」の授業で配布されたプリント等
[講義項目]
1. 実験器具の名称<BR> 2. 溶液の基礎<BR> 3. 容量分析の基礎<BR> 4. 重量分析の基礎<BR> 5. 吸光光度分析<BR> 6. 蛍光分析<BR> 7. 原子吸光分析<BR> 8. X線分析<BR> 9. 有効数字<BR>10. 標準偏差 <BR>11. 誤差の伝播<BR>12. 測定値の統計的取扱い<BR>13. 信頼性<BR>14. 有機機器分析
[教育方法]
授業時間の前半に前の週の演習の解説を行い、後半に演習を行う。<BR>演習の解答には何を参照してもよいので、適当な資料を持参すること。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
第1週めは授業進行の説明と、演習のみを行う。
[学生による授業評価アンケートに関する記述]
これまでの授業評価アンケートでは、対応が求められるまでの多数意見はなかった。<BR>少数意見であっても良い意見であれば考慮するので、アンケート時期にかかわらず授業中であっても質問を歓迎する。