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授業科目名
担当教員
物理化学第二
柴田 正実
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
265031 2 AA,CP 2 前期 II
[概要]
概要:化学反応速度論について講義する。反応速度論は物理化学の重要な基礎の1つであるとともに、工学的あるいは実用的見地からも重要である。主な目標:(1)単純な反応の速度式で表すことができる。(2)速度則を理解し、これを利用して、反応速度の測定方針をたてることができる。(3)速度則を利用して、反応速度を制御する方針をたてることができる。
[具体的な達成目標]
(1)反応速度式と速度定数に関する基本事項が理解できる。<BR>(2)反応速度の温度依存性が理解できる。<BR>(3)反応速度式(速度定数および反応次数)の決定法が理解できる。<BR>(4)緩和法が理解できる。<BR>(5)定常状態法が理解できる。
[必要知識・準備]
特になし。予習、復習をおこなうこと。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %達成目標の(4)から(5)について評価 
2試験:中間期 50  %達成目標の(1)から(3)について評価 
3平常点/受講態度 10  %出席および授業態度を評価 
[教科書]
  1. 大門 寛、堂免一成 訳, バーロー物理化学(下), 東京化学同人, ISBN:4807905031
[参考書]
  1. 反応速度論 第2版, 東京化学同人, ISBN:4807905325
  2. 冨永博夫、河本邦仁, 反応速度論, 昭晃堂, ISBN:4785621036
[講義項目]
1.概要、反応速度式と速度定数<BR>2.初速度法(初速度法から速度式を求める)<BR>3.反応速度の温度依存性<BR>4.一次反応の速度式(積分した速度式)<BR>5.二次反応の速度式(積分した速度式)<BR>6.緩和時間と半減期<BR>7.反応次数の決定<BR>8.項目1から7の総括、理解度をみる中間試験<BR>9.反応速度と平衡<BR>10.緩和法<BR>11.複雑な反応速度式<BR>12.定常状態法<BR>13.酵素触媒反応<BR>14.酵素触媒反応の反応機構<BR>15.項目9から14の総括、理解度をみる期末試験
[教育方法]
・講義中には、簡単な質問をして講義内容の理解度を確認するとともに、受け身ではなく学生が積極的に授業に参加するように促す。<BR>・講義終了15分くらい前に、簡単な演習問題を解かせ,講義内容を体得できるように心がけている.
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)
[学生による授業評価アンケートに関する記述]
(未登録)