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授業科目名 科学系 オートマトンと言語
時間割番号 263222KA
担当教員名 鈴木 良弥
開講学期・曜日・時限 前期・水・I 単位数 2
<対象学生>
コンピュータ・メディア工学科以外
<授業の目的および概要>
本科目は情報科学における基礎を成し,ソフトウェア作成においても基礎的な知識として重要なものである.グラフ理論,有限オートマトン,形式言語理論,計算論を学び,ソフトウェア作成などに役立てる.
<到達目標>  到達目標とは
No重要度目標詳細
1知識と視野コンピュータをモデル化した有限オートマトンを理解し,ソフトウェア作成などに役立てる.
<授業の方法>
毎回簡単な演習を行う.<BR>授業資料はWebで公開する.<BR>中間試験,期末試験の解答例をWebで公開する.
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 57  %授業理解力 
2試験:中間期 30  %授業理解力 
3小テスト/レポート課題 13  %自発的勉学 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
他学科の学生にも理解しやすい授業を目指します.
<テキスト>
  1. 形式言語と有限オートマトン入門  例題を中心とした情報の離散数学, コロナ社, ISBN:4339023396
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
   1.数学的準備(集合と写像 記号論理),帰納的表現<BR>   2.形式言語<BR>   3.離散グラフ<BR>   4.木グラフ<BR>   5.有限オートマトン1<BR>   6.有限オートマトン2<BR>   7.正規表現1<BR>   8.正規表現2<BR>   9.前半のまとめ,および中間試験<BR>  10.有限オートマトンの最小化<BR>  11.プッシュダウンオートマトン<BR>  12.チューリング機械<BR>  13.形式言語理論<BR>  14.文脈自由文法<BR>  15.まとめ,および期末試験
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《機械システム工学科機械デザインコース》
(A)【機械工学の意義】
幸福・福祉の意義,自然と社会との係わりが理解でき,これらに及ぼす機械工学の影響が理解できる能力を身につける.
《コンピュータ・メディア工学科 情報メディアコース》
(C) 科学技術が社会や自然に及ぼす影響や効果までを考慮できる多面的な地球的視野を会得し、国際的なコミュニケーションを可能とする基礎能力を修得する。
《土木環境工学科》
A.技術者の責務の自覚
 土木環境技術が人間社会や自然環境の変化に及ぼす効果・影響を理解し、自然と調和した人類の持続的発展のために土木環境技術者が果たすべき責務を自覚する。
[学生による授業評価アンケートに関する記述]
スライドの一番下のあたりが見にくいことがあるが今のままでも完全に見えないわけではないので,できたら改善してほしい.<BR>→改善します.<BR><BR>できればスライドではなくて黒板にしてほしい.切り替えが早すぎてノートが取れない.<BR>→切り替え時になるべく確認します.黒板も併用することにします.<BR><BR>演習問題を解く時間が短いのでもう少し長くしてください.<BR>もう少し演習問題を解く時間を長くしてほしい<BR>→改善します<BR><BR>授業中の説明が時たま不足<BR>具体的に説明すること<BR>→努力します<BR><BR>演習問題があるとはいえ,スライドを見ているだけなので眠くなる<BR>記憶に残らないところ<BR>→お互いに努力しましょう<BR><BR>1限にあること<BR>朝早いところ<BR>→がんばって起きてください.