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授業科目名
担当教員
プログラミング
寺田 英嗣
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
261065 2 I 2 前期 I
[概要]
近年のコンピュータ技術の発達により,機械工学分野においても技術計算や各種機器の制御にコンピュータが必要不可欠となってきている.本講義ではこれらに広く用いられているコンピュータ言語のC言語について実習を行い,プログラミングの基礎を習得する.さらに各種の数値計算法について学ぶとともに,幾つかの例について実習を行いコンピュータによる数値計算について理解を深める.
[具体的な達成目標]
(1) ANSI Cの基礎的プログラミングできる.<BR>(2) 基礎的な機械設計に必要な数値計算がC言語を用いて計算できる.<BR>(3) 計算結果をExcelを用いてグラフ化できる.
[必要知識・準備]
情報処理及び実習の授業を理解していることを前提としているため,各自復習しておくこと.
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート課題 80  %授業理解力,日常的勉学努力,自発的勉学,情報収集/整理力,論理的思考能力 その他 
2平常点/受講態度 20  %欠席及び授業態度不良の場合は減点する. 
[教科書]
  1. 田中敏幸, C言語によるプログラミングの基礎, コロナ社, ISBN:4339023914
[参考書]
  1. 独習C, 翔泳社, ISBN:4798102962
  2. 阿曽弘具, Cによる情報処理入門, 昭晃堂, ISBN:4785631066
  3. 佐藤次男,中村理一郎, 問題解決のためのCプログラミング, コロナ社, ISBN:4339044571
[講義項目]
 1.C言語の記述法についての復習および演習<BR> 2.1次元配列を用いた演算<BR> 3.1次元配列を用いた演算演習<BR> 4.2次元配列を用いた演算処理<BR> 5.配列を用いた2元連立1次方程式の解法演習<BR> 6.ガウス・ジョルダン法による逆行列計算法<BR> 7.4元連立1次方程式の解法演習<BR> 8.関数定義および再帰的代入法による演算処理 <BR> 9.関数定義による計算処理演習<BR> 10.ポインタ変数を用いた関数定義と演算処理<BR> 11.ポインタ変数定義に基づく計算処理演習<BR> 12.ファイル出力を用いた例題演習 <BR> 13.ファイル入力を用いた例題演習<BR> 14.Word,Excel等へのデータ出力法<BR> 15.工学系で用いるグラフ作成法<BR>(注)なお順序は変更になる場合がある.<BR>使用設備:情報処理教室のWindowsPC及びVisualC++ExpressEdition
[教育方法]
・実際にコンピュータでの動作を実演している.<BR>・毎回,例題の解説をするとともに全員にプログラミングをさせている.<BR>・プロジェクタを使い板書の時間をなくし,説明時間をできるだけ長く取るようにしている.なお講義に用いるデータ等は著作権上配布できないものも含まれておりPDF・紙媒体配布できないため各自工夫すること.
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
《機械システム工学科機械情報コース》
(B)工学のための基礎知識
機械工学を学ぶ上で基盤となる数学、物理や化学などの自然科学と情報技術の基礎知識を習得し、これらを機械工学へ活用できる能力を身につける。
(D)デザインとものづくり
修得した機械工学の専門基礎知識を活用し、与えられた制約条件のもとでデザインやものづくりを合理的かつ効率的におこなう能力を身につける。
[その他]
授業の予習・復習をしてあることを前提に授業を進めるので,必ず予習・復習は行うこと.また課題提出期限は厳守すること.なお期限を遅れたレポートについては減点する.<BR><BR>オフィスアワー:毎週火曜日16:15より,A1-207室にて.
[学生による授業評価アンケートに関する記述]
授業内容が難しいという学生はオフィスアワーを設定してありますので質問に来てください.詳しく説明します.また板書しきれなかった場合もオフィスアワーを活用してください.