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授業科目名
担当教員
化学実験
新森 英之/小久保 晋
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
255370 2 BT,WP 2 前期 III-IV
[概要]
3年次以降の実験を行う上で基礎となる化学実験を実施する。<BR> 1、無機化合物の反応と分析<BR> 2、有機化合物の合成と性質<BR> 3、物質の構造と反応性
[具体的な達成目標]
1、実験器具および機器の操作を身につける。<BR>2、試薬の取扱い、溶液の作成について学ぶ。<BR>3、化学反応の方法について学ぶ。<BR>4、実験値をもとにした分析化学計算を学ぶ。
[必要知識・準備]
1、「化学実験指導書、白衣、防護メガネ、関数電卓」を生協において購入すること。<BR>2、「化学実験指導書」を前もって予習しておくと実験がスムーズに実施できる。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート課題 40  %日常的勉学努力、論理的思考能力 
2平常点/受講態度 60  %出席点、観察/実験力、実験態度 
[教科書]
  1. 化学実験担当者の編集による「化学実験指導書」をテキストとして使用する(応用化学と同一)。この「化学実験指導書」には「実験レポート」が組み合わされており「予習課題」と「実験結果」からなる。実験テーマごとに切り離して毎週提出する。実験はグループでローテーションするので、講義項目の順番で行うものではない。
[参考書]
  1. 基本的にはテキストにかなり詳しく書かれているので必要はない。図書館の実験に関連する本を調べればよりよいレポートになる。
  2. 化学便覧,
    (文献値を調べるために必要。図書館および化学実験室に在り。)
[講義項目]
1、化学実験安全教育(これを受講しないものは以降の実験実習を履修できない)<BR>2、全体説明会<BR>3、金属陽イオンの反応と検出<BR>4、容量分析 -標準溶液の調製と酸塩基滴定-<BR>5、容量分析法による溶解度・溶解度積の測定<BR>6、吸光光度法による銅(II)イオンの定量<BR>7、アセトアニリドの合成と精製<BR>8、染料用アゾ化合物の合成と染色<BR>9、有機化合物の融点測定と混融試験<BR>10、分子模型による異性体の立体構造観察<BR>11、分子の電子スペクトルと分子構造<BR>12、溶液の凝固点降下<BR>13、反応速度と活性化エネルギー<BR>14、ヨウ素時計反応の反応次数<BR>15、総括評価
[教育方法]
1、予習を必ず行ってから実験に望むこと。「予習課題」は実験開始前に回収する。<BR>  不備がある場合は、「予習課題」を行ってから実験を開始させることになる。<BR>2、実験の無断欠席は原則認めない。欠席した場合には補習実験を行うことになる。<BR>  病気等でやむを得ず欠席する場合は診断書等を提出すること。また欠席がわかった<BR>  時点で速やかに教官または友人に連絡をとること。<BR>3、「実験結果(レポート)」は実験翌日の17時までに提出すること。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
1、グループで協力しながら、自ら積極的に実験をすること。<BR>2、実験中の観察結果は、実験ノートに速やかに書き留めること。<BR>3、実験で得た値と理論値との違いに付いて考えること。<BR>4、実験での疑問を速やかに解決するようにつとめること。<BR>5、操作や実験内容で分からないことは教員およびTA(ティーチング・アシスタント)<BR>  に質問すること。
[学生による授業評価アンケートに関する記述]
(未登録)