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授業科目名
担当教員
基礎生物学
奥崎 秀典
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
255361 2 AA,CP 1 後期 IV
[概要]
化学物質や化学反応は,生命科学を理解する基礎であり,生物の個体や行動,情動,記憶にも深く関与している。特に有機化学は生命に必要な元素や化合物を扱う学問であることから,生物学の理解に必須な基礎知識である。炭化水素から炭水化物,脂質,タンパク質,酵素,核酸に関して,最近のトピックスを交えながら分かりやすく解説する。
[具体的な達成目標]
1.炭化水素の分類,表記,命名ができるようになる。<BR>2.炭水化物,脂肪,アミノ酸、タンパク質の構造を理解する。<BR>3.酵素、核酸,遺伝の仕組みと役割を理解する。
[必要知識・準備]
化学や生物に関して高校の教科書レベルの基礎知識を予習しておくことが望まれる。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 25  %授業で学んだ基礎知識の応用力を評価する。 
2試験:中間期 25  %授業で学んだ基礎知識が定着しているかを評価する。 
3小テスト/レポート課題 25  %物事をよく観察し,深く考える力が身に付いているかを評価する。 
4平常点/受講態度 25  %真面目に授業に出席しているかを評価する。 
[教科書]
  1. Molly M. Bloomfield(著),伊藤俊洋ほか(訳), 生命科学のための基礎化学 有機・生化学編, 丸善, ISBN:9784621040423
[参考書]
  1. 授業で使用したパワーポイントを資料として配布する。
[講義項目]
 1.ガイダンス   (シラバス,教科書,授業方法,評価基準等の説明)<BR> 2.飽和炭化水素  (アルカン)<BR> 3.不飽和炭化水素 (アルケン,アルキン)<BR> 4.不飽和炭化水素 (環式炭化水素,芳香族炭化水素)<BR> 5.含酸素有機化合物(アルコール,エーテル)<BR> 6.含酸素有機化合物(アルデヒド,ケトン,カルボン酸,エステル)<BR> 7.含窒素有機化合物(アミン,アミド,複素環式化合物)<BR> 8.中間試験<BR> 9.炭水化物    (単等類,二糖類,多糖類)<BR>10.脂質      (単純脂質,複合脂質,不けん化性脂質)<BR>11.タンパク質   (アミノ酸,タンパク質の構造)<BR>12.酵素      (酵素活性、ミカエリス・メンテン式)<BR>13.核酸      (DNA,RNA)<BR>14.定期試験
[教育方法]
授業は予め作成したパワーポイントで行い,機械的な板書を極力抑える。余った時間を説明や演習問題等にあて授業内容の理解を深める。また,前回授業の復習に関する小テストを行うことで知識の定着をはかる。さらに,生命科学と有機化学に関する小論文形式のレポートを課すことで,生物学に関する問題意識を高めるとともに学習の動機付けを行う。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)
[学生による授業評価アンケートに関する記述]
(未登録)