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授業科目名
担当教員
基礎生物有機化学
新森 英之
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
255335 2 BT,WP 1 前期 I
[概要]
有機化学を学習することは、生物科学の根源を理解する上で必須である。本講義では、分子レベルでの反応を正確に理解する基礎を目標に授業を行う。化合物の性質、命名、反応性を具体的な化合物を通して説明する。これと同時に生命科学を学ぶ上で必須の有機化学的な知識に的を絞り講義を行う。
[具体的な達成目標]
1.アルカン、アルケン、アルキンの構造を書けるようにする。<BR>2.アルカン、アルケンの性質の違いについて理解する。<BR>3.芳香族化合物の性質と反応性を学ぶ。<BR>4.キラル化合物の立体化学を理解する。<BR>5.求核および求電子置換反応と脱離反応の機構を習得する。
[必要知識・準備]
高校において化学を学んで来たことを前提とする。ただし、講義は基本的な事柄を中心に教える。講義内容をあらかじめ予習しておくことが好ましい。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 50  %化合物の性質、命名、反応性の理解度 
2小テスト/レポート課題 30  %考察力 
3平常点/受講態度 20  %授業中の積極性等 
[教科書]
  1. Robert J. Ouellette (高橋知義,堀内昭,橋元親夫,須田憲男 訳), ウーレット 有機化学, 化学同人, ISBN:4-7598-0914-7
[参考書]
  1. マクマリー(菅原二三男 監訳), マクマリー 生物有機化学(有機化学編), 丸善, ISBN:978-4-621-07825-9
[講義項目]
 1.有機化学の基礎<BR><BR> 2.有機化合物の構造<BR><BR> 3.有機化合物の物理的性質<BR> <BR> 4.アルカンについて<BR><BR> 5.シクロアルカンの構造と性質<BR><BR> 6.アルケンの命名法、立体異性<BR><BR> 7.不飽和炭化水素の酸化および付加反応<BR> <BR> 8.アルキンの命名法および反応性<BR> <BR> 9.芳香族化合物の命名法および性質<BR><BR> 10.芳香族化合物の求電子置換反応<BR><BR> 11.分子の立体配置<BR><BR> 12.キラル化合物の立体化学<BR><BR> 13.求核置換反応の機構<BR><BR> 14.脱離反応の機構<BR><BR> 15.総括評価
[教育方法]
1.分子模型などを参考にする。<BR>2.重要なポイントはスライドにより示す。<BR>3.修学度の違いに配慮し、質問を適宜受け付ける。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)
[学生による授業評価アンケートに関する記述]
(未登録)