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授業科目名
担当教員
応用解析I
小林 潔
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
252013 S 2 S 1 後期 I
[概要]
 応用解析Iでは,常微分方程式およびラプラス変換に関して学習する.具体的には,1階常微分方程式,定数係数の2階線形常微分方程式,定数係数の連立線形常微分方程式,ラプラス変換の応用等である.これらの方程式は,自然,社会,人工物において至る所で見出すことができ,その解法は現象の解析と人工物の設計において重要な役割を果たしている.
[具体的な達成目標]
 ・微分方程式の意味と役割を説明できること <BR> ・代表的な常微分方程式の解法を説明できること,特に定数係数の線形常微分方程式  の解法の知識を十分活用できること <BR> ・ラプラス変換の定義を理解し,常微分方程式の解法に応用できること <BR>  などである.
[必要知識・準備]
微分および積分の演算,線形代数
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 90  %「具体的な達成目標」を評価し、それが6割以上達成されているかを確認する. 
2小テスト/レポート課題 10  %「具体的な達成目標」の達成度を評価確認する. 
[教科書]
  1. 曽布川拓也・伊代野淳, 基本微分方程式, サイエンス社, ISBN:4781910750
[参考書]
  1. 微分方程式で数学モデルを作ろう, 日本評論社, ISBN:4535781737
  2. 工科系の数学5 常微分方程式, サイエンス社, ISBN:4781908535
  3. 林英輔・松本道男・室田敏行, 工学基礎 微分方程式, 共立出版, ISBN:4320012852
[講義項目]
1.微分方程式の基礎概念<BR> <BR>2.1階常微分方程式<BR> <BR>3.高階常微分方程式<BR> <BR>4.定数係数線形微分方程式 <BR><BR>5.ラプラス変換とその応用 <BR> <BR>これらをそれぞれ2〜4回に分けて説明する。
[教育方法]
講義は板書とパワーポイントスライドを併用して進める.理解を深めるために,適宜演習問題を課し,講義中に出席問題としてその場で解答させる,あるいはレポートとして提出させる.納得するまで頭を働かせ,手を動かす習慣をつけることを重要視する.
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
《電気電子システム工学科》
C-1:数学,物理学などの自然科学の基礎学力を養う
基礎教育部門(数学,物理,化学,実験など)の科目を通じて,自然科学の基礎学力を身に付け,専門科目に応用する能力を養う
 
[その他]
(未登録)
[学生による授業評価アンケートに関する記述]
(未登録)