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授業科目名
担当教員
基礎化学II
柳田 藤寿/奥田  徹
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
251180 B 2 I 1 後期 I
[概要]
 本講義では,有機化学の基礎的知識の習得とその知識を用いた問題解決能力の向上を目標としている。有機化合物は炭素化合物(一部の低分子化合物を除く)の総称で,元来は,動植物などの生命体(有機体)の構成物質やその生産化合物を意味していたが,近年は,人工的に合成された有機化合物も多く存在する。その種類は非常に多く,構造も複雑であるが,C,H,O,N,Sなどの限られた元素から構成されている。本講義では,有機化合物の構造と命名法,反応特性と合成法,物理的特性,生体内での役割や工業的利用を解説するとともに,問題の解答を通して知識の定着と問題解決能力の向上を目指す。
[具体的な達成目標]
1.有機化合物の基本的な分類を理解する。<BR>2.脂肪族化合物の基本構造や反応を理解する。<BR>3.芳香族化合物の構造と基本的な反応を理解する。<BR>4.生体に存在する有機化合物の基本構造を理解する。
[必要知識・準備]
高校の化学の教科書の内容を理解していることが望ましい
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 70  %定期試験の結果により評価する。 
2平常点/受講態度 30  %出席点も適宜評価の対象とする。 
[教科書]
  1. 化学入門, 共立出版株式会社, ISBN:4320043456
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
1.有機化合物の特徴と分類<BR>  1) 特徴<BR>  2) 分類<BR>2.脂肪族炭化水素<BR>  1) アルカン<BR>3.2) アルケン<BR>  3) アルキン<BR>4.酸素を含む脂肪族化合物<BR>  1) アルコール<BR>5 2) エーテル<BR>  3) カルボニル化合物<BR>6.4) カルボン酸<BR>  5) エステル<BR>7.基礎事項のまとめと総括評価<BR>8. 芳香族化合物 1)芳香族炭化水素<BR>9. 芳香族化合物 2)フェノールとアミン<BR>10.芳香族化合物 2)反応と合成<BR>11.生体高分子化合物 1) 高分子化合物<BR>12.生体高分子化合物 2) 糖の構造<BR>13.生体高分子化合物 3) 多糖類<BR>14.生体高分子化合物 4) 核酸、タンパク質<BR>15.芳香族〜高分子のまとめと総括評価
[教育方法]
1.授業では,教科書の基礎的内容に加えて,有機化学反応の電子論などのより高度な内容も解説する。<BR>2.生活に利用されている有機化合物を例にあげ、授業を通して有機化学に興味を持ってもらう。<BR>3.問題演習により,講義内容の理解を深める。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)
[学生による授業評価アンケートに関する記述]
(未登録)