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授業科目名
担当教員
情報処理及び実習
堀井 宏祐
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
251080 B 2 I 1 前期 III-1-IV-1
[概要]
 現在の社会では、実に様々なところにコンピュータが使われており、自動車などの機械製品においてもマイクロコンピュータの形で、我々は意識せずにコンピュータの恩恵を受けている。また、設計・生産の現場でもコンピュータを使わなければ仕事ができない、といった状況が現実のものとなってきた。この授業では、コンピュータを使いこなすための基礎として、まずコンピュータについての概念を身につけることを最初の目標に設定し、引き続いて、インターネットブラウザやワードプロセッサなどアプリケーションの使用法、プログラミング言語(C言語)の習得などの実習を行いながら、高学年で必要となるコンピュータの基礎知識・技能の習得を目指す。
[具体的な達成目標]
 インターネットブラウザ、ワードプロセッサ、表計算ソフトなどのアプリケーションの使用する技能、簡単なC言語のプログラムを独力で作成できる技能を身に付けること。また情報処理の基礎的事項を理解すること。
[必要知識・準備]
 本講義を受講するためにコンピュータ関係の基礎知識は特に必要ではないが、高校程度の数学を十分理解していることが望ましい。プログラムは難しい部分もあるので、自分の頭で考え自分の手でやってみる、という態度で受講することが必要である。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート課題 80  %授業の理解力、パソコンの基本的操作力、プログラミング力、論理的思考力などを評価する 
2平常点/受講態度 20  %出席だけではなく演習問題の提出状況を採点する 
[教科書]
  1. 田中 敏幸, C言語によるプログラミングの基礎, コロナ社, ISBN:4339023914,
    (       )
[参考書]
  1. 柴田望洋, 新版 明解C言語 入門編, ソフトバンククリエイティブ, ISBN:4797327928
[講義項目]
1. 情報リテラシー教育および図書館データベース使用法について<BR>2. インターネットブラウザの使用と電子メールの送受信<BR>3. ワードプロセッサの使用(1)<BR>4. ワードプロセッサの使用(2)<BR>5. 表の作成<BR>6. 表計算ソフトを用いた計算(1)<BR>7. 表計算ソフトを用いた計算(2)<BR>8. 表計算ソフトを用いたグラフ作成<BR>9. Cの記述法についての説明,および演習<BR>10. 算術演算子<BR>11. if文を用いた条件分岐処理<BR>12. while文を用いた繰返し処理<BR>13. for文を用いた繰返し処理<BR>14. swhich文を用いた多肢選択処理<BR>15. まとめ,およびデータ処理演習
[教育方法]
 主には、講義で説明したこと各人がパソコンで実習するという形式で授業を進める。例題演習課題を与える。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
《機械システム工学科機械情報コース》
(B)工学のための基礎知識
機械工学を学ぶ上で基盤となる数学、物理や化学などの自然科学と情報技術の基礎知識を習得し、これらを機械工学へ活用できる能力を身につける。
(E)分析能力と問題解決能力
機械工学に関連する課題に対して、機能上の要求を踏まえた上で現状の問題点を認識できる能力を身につけ、これらの問題点を分析し、問題の解決方法を立案・実行する能力を身につける。
(F)表現力と国際性
自立的に学習、研究して理解したことを具体的かつ論理的に表現し伝達できる能力を養い、共通の課題について他の人とのコミュニケーションをとおして合理的な結論を導き出すことのできる能力を身につける。さらに人々と協働で事業を進めるチームワーク力を身につける。
[その他]
(未登録)
[学生による授業評価アンケートに関する記述]
(未登録)