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授業科目名  共生の社会学
時間割番号 182041
担当教員名 三重野 卓
開講学期・曜日・時限 前期・火・IV 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
多様化、異質化の社会状況のなかで、まず、人びとの「生活の質」について、「もの」<BR>から「こころ」および「関係性」といった文脈で検討する。このなかで、とりわけ、<BR>「関係性」に着目し、葛藤、協働しながら共生する共生概念を定式化し、人間社会に<BR>おけるさまざまな共生現象について、主に、高齢化、福祉問題との関係で、明らかにす<BR>る。さらに、「生活の質」の数量化、とりわけ、政策評価について検討する。
<到達目標>
共生の社会科学的論理について理解できるようになる。<BR>各自、問題意識を深め、具体的な共生現象に興味を持つようになる。
<授業の方法>
講義形式によるが、学生とコミュニケーションを図りながら進める。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート課題 80  %共生現象に関する理解、問題意識を評価する。 
2平常点/受講態度 20  %平常の取り組み、出席を評価する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
現代的状況についての想像力、創造力を養って欲しい。
<テキスト>
  1. 「生活の質」と共生(増補改訂版), 白桃書房, ISBN:4561911006
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
(1)社会変動と生活問題、(2)成熟化現象から変革へ、(3)「生活の質」の基礎論理、(4)「生活の質」と数量化、(5)政策評価、(6)「生活の質」と共生、など。<BR>授業内容のウェイトは、学生の興味、反応をみながら変更する可能性がある。
[学生による授業評価アンケートに関する記述]
1、学生がより、授業の内容に興味を持つように務める。<BR>2、リアリティに興味を持った学生は、質問に来て欲しい。大いに歓迎する。