山梨大学電子シラバス>検索結果一覧>授業データ



授業科目名  文化の受容と変容
時間割番号 180204
担当教員名 沢田 知香子/橋本 朝生/成瀬 哲生/井上 範夫/宮永 義夫
開講学期・曜日・時限 前期・月・IV 単位数 2
<対象学生>
2・3・4年次生
<授業の目的および概要>
或る文化が異なる文化と接触し、それを受容するとき、どのような影響を受け、受け入れたものはそこでどう変化するのか、そこから何が生れてくるのかという問題を、日本とヨーロッパ・アメリカ・中国等との交流関係から考える。
<到達目標>
上記授業内容を理解したうえで、文化の交流について自分自身の考えをまとめることができる。
<授業の方法>
日本・中国・フランス・ドイツ・英米各エリアごとに設けたテーマに沿って、講義を行う。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート課題 70  %70% 担当者5人が出す課題のうち、2つに答える。観点については到達目標参照。 
2平常点/受講態度 30  %3分の2以上の出席が必要。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
  1. 随時、資料を配布する。
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
第1回 [英米エリア]担当:沢田 ガイダンス<BR>第2〜4回 [日本エリア]担当者:橋本<BR>     『伊勢物語』二十三段を取り上げ、その成り立ちを考えた上で、それを出典     とする能〈井筒〉を見ることで、古代の物語の中世における受容のあり方を     考える。<BR>第5回 [フランスエリア]担当者:井上<BR>     1)文化と世界観:アイソーポス『蝉と蟻』とファーブル『昆虫記』<BR>第6回 2)オリエンタリズムと帝国主義<BR>第7回 3)ジャポニズムと日本の近代絵画<BR>第8〜10回 [ドイツエリア]担当:宮永<BR>     ゲーテ『ファウスト』の成り立ちを、作品の成立史、文学史、演劇史、ジャ     ンル論から探り、日本への受容の一例として森&#40407;外『舞姫』に触れる。<BR>第11回  [中国エリア]担当:成瀬<BR>     日中英語から考える日本語の表記問題?<BR>第12回 日中英語から考える日本語の表記問題II<BR>第13回 日中英語から考える日本語の表記問題III<BR>第14〜15回 [英米エリア]担当:沢田<BR>     あるインディアンの物語『イシ』と『ゲド戦記』―「他者」を考える。
[学生による授業評価アンケートに関する記述]
(未登録)