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授業科目名  住居学概論 (製図を含む。)
時間割番号 163661
担当教員名 田中  勝
開講学期・曜日・時限 前期・水・II 単位数 2
<対象学生>
家政教育専修1・2年生
<授業の目的および概要>
快適で安心・安全な住まいと住生活の実現に向けて、住居の歴史、構造・材料、住空間の構成、平面計画と住み方、室内環境、維持・管理、高齢化対応、環境共生、住宅事情と住宅政策、まちづくりなどの基礎的事項について概説する。また小規模な木造住宅の設計・製図の演習も行う。
<到達目標>
変貌する現代社会の住まいの諸問題を理解したうえで、家族構成やライフスタイルの変化にあわせて適切な住まいを選択し、豊かに暮らしていくための基本的能力や態度を養う。
<授業の方法>
授業は講義形式で行うが、ビデオや写真、模型、現地見学などを積極的に取り入れる。設計・製図の演習ではパソコンを利用する。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート課題 60  %授業理解力、情報収集/整理力、論理的思考能力等 
2平常点/受講態度 10  %日常的勉学努力 
3その他 30  %設計作品について、空間構成力、独創性、表現力等 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
本授業は住居学の入門的内容となります。<BR>住居や住教育に興味・関心のある学生は「住環境論」(後期)、「住生活論」(後期)、「住居設計・製図」(前期)、「住居学演習」(後期)、「住まいの地方性」(前期)等の関連科目も積極的に履修してください。
<テキスト>
  1. 後藤久監修, 最新住居学入門, 実教出版, ISBN:4407304626
<参考書>
  1. 目でみる私たちの住まいと暮らし 第3版, 化学同人, ISBN:4759809465
<授業計画の概要>
1.住まいの機能と役割 <BR>2.住居の歴史と現代の多様な住まい<BR>3.現代の住生活問題と住宅政策 <BR>4.住空間の計画(1)−生活行為・単位空間・居室 <BR>5.住空間の計画(2)−間取りと住み方 <BR>6.住宅の構造・材料 <BR>7.室内環境の調整と住宅設備 <BR>8.住まいの安全・安心 <BR>9.住宅の維持・管理<BR>10.高齢社会の住まい・まちづくり<BR>11.環境共生住宅<BR>12.地域に根ざした住まいづくり<BR>13.住まいに関する法律・制度<BR>14.住まいの設計・製図 (1)製図記号など<BR>15.住まいの設計・製図 (2)理想の住まい<BR><BR>授業内容は受講者数等の事情により変更したり、入れ替えたりすることがあります。
[学生による授業評価アンケートに関する記述]
楽しく学べる授業を学生とつくっていきたいと考えています。