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授業科目名  食品科学実験
時間割番号 163647
担当教員名 時友 裕紀子
開講学期・曜日・時限 前期・月・III-IV 単位数 2
<対象学生>
家政教育専修2年生以上
<授業の目的および概要>
食品の性質を理解するために、食品に関する基礎的な実験を主とする。内容は、定性・定量分析の基礎、分析機器の取り扱い方、食品成分の分析などである。小・中学校、高等学校の家庭科の食物領域を教える上での、有意義な知識の獲得と実践経験となる。
<到達目標>
基礎的な実験を行うための技能や科学的な思考をする能力を養う。安全に実験をする態度も重要である。
<授業の方法>
実験と実験内容に関する講義。実験について、グループや全体討議も行う。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート課題 40  %各実験についてのレポート提出は授業内容の理解と考察のために必須である。 
2平常点/受講態度 30  %3/4以上の出席は単位取得の不可欠条件となる。 
3発表/表現等 30  %実験や討議における積極的な態度は重要である。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
実験の経験のない、あるいは、少ない学生にもわかりやすく説明しますので、食物に興味のある学生は受講してください。白衣と教科書を準備してください。
<テキスト>
  1. 新美康隆編集代表, 新・図解食品学実験, (株)みらい, ISBN:4860150244
<参考書>
  1. 授業の中で紹介します。
<授業計画の概要>
順序を変更することがありますが、おおむね以下のように行います。<BR>1.実験の内容の説明、レポートの作成方法、実験の安全に関する諸注意<BR>2.実験器具の使い方<BR>3.天秤の使い方、各種試薬の調製法<BR>4. 標準溶液の調製と標定<BR>5. pHメータの使用法、指示薬によるpHの測定<BR>6.定量分析 中和滴定<BR>7.食品中の糖度の測定<BR>8.糖の定性分析<BR>9.タンパク質・アミノ酸の定性分析<BR>10.果実の酵素によるタンパク質の分解<BR>11.ポリフェノールオキシダーゼによる褐変とその防止法<BR>12.比色分析の理論と基礎<BR>13.茶葉中のタンニンの定量(1)<BR>14.茶葉中のタンニンの定量(2)<BR>15.実験のまとめ
[学生による授業評価アンケートに関する記述]
(未登録)