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授業科目名  電磁気学
時間割番号 163439
担当教員名 小川 覚美
開講学期・曜日・時限 前期・金・II 単位数 2
<対象学生>
1年次生
<授業の目的および概要>
 現代社会の中で電気に関する技術は必要不可欠である。電磁気学は電気に関する現象だけでなく、自然現象を理解する上で基礎となる学問の1つである。本講義では、まず、真空中の静電界の概念、電界と電位について学ぶ。次に、導体の性質、誘電体中の静電界、静電エネルギーについて学んだ後、電流と磁界の関係、電磁誘導について学ぶ。
<到達目標>
電気磁気現象の基礎的な法則を理解できるようになることを目的とする。具体的に以下に示す。<BR>(1) 電荷、電荷に働く力を理解する。<BR>(2) 電界と電位の概念、ガウスの法則について理解する。<BR>(3) 導体の性質、導体表面付近の電界やコンデンサの静電容量について理解する。<BR>(4) 静電エネルギーおよび静電エネルギーと導体に働く力の関係を理解する。<BR>(5) 電流と磁界の関係を理解する。<BR>(6) 電界および磁界中での電荷の運動を理解する。<BR>(7) 電磁誘導の法則、インダクタンスの定義とその扱い方を理解する。
<授業の方法>
 講義主体とするが、理解度を確認するために講義の最後に演習問題に取り組み提出させる。また、課題に対するレポートの作成などを要求する場合もある。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %授業の理解度 
2試験:中間期 30  %授業の理解度 
3小テスト/レポート課題 30  %授業の理解度 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
 毎回、講義内容を復習し、理解しておくこと。
<テキスト>
  1. 前田和茂、小林俊雄, ビジュアルアプローチ 電磁気学, 森北出版株式会社, ISBN:9784627162211
<参考書>
  1. 授業時に指示する
<授業計画の概要>
以下の計画は学習状況等によって変更する場合がある。<BR> 1.授業ガイダンス、電気の基礎<BR> 2.電荷・電荷に働く力<BR> 3.電界、ガウスの法則<BR> 4.電界と電位、導体の性質<BR> 5.静電容量、コンデンサの接続<BR> 6.導体と誘電体<BR> 7.静電エネルギー<BR> 8.中間評価<BR> 9.電流、磁石による磁界<BR>10.ベクトル解析、磁界が電流や運動電荷に及ぼす力<BR>11.ビオ−サバールの法則、アンペールの法則<BR>12.ファラデーの法則、レンツの法則<BR>13.自己および相互誘導とインダクタンス(1)<BR>14.インダクタンス(2)、うず電流<BR>15.総合評価
[学生による授業評価アンケートに関する記述]
(未登録)