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授業科目名  人文地理学概論
時間割番号 162220
担当教員名 尾藤 章雄
開講学期・曜日・時限 後期・月・II 単位数 2
<対象学生>
学校教育課程で中学校社会科または高等学校地理歴史科の教員免許状を取得する学生
<授業の目的および概要>
地理学分野の内容の導入として、出身地の地域性、地図の利用方法および地域に関わる基本的な概念について解説した後、人文地理学の代表的な分野を順に紹介する。
<到達目標>
系統地理学分野の概要を、地図の利用などの技術的側面を含めて理解できるようにする。
<授業の方法>
講義形式を中心とするが、数回の野外見学を含む。総合情報処理センターの実習室において必要な資料類をWEB上で提示しながら行う場合もある。必要に応じて平易な教科書を使用したり、資料を配布する。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 70  %地理学分野の概要についての理解度を評価する。 
2小テスト/レポート課題 20  %毎回の講義の最後に簡単な質問を用意し、理解度を評価する。 
3平常点/受講態度 10  %出席状況を評価する。特に野外見学は出席を重視する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
教育実習などで長期の欠席が予想される学年における受講は望ましくない。
<テキスト>
  1. 身近な地理学, 古今書院, ISBN:477221450X,
    (教科書は予定であり、詳細は最初の講義時間に授業中に指示する。)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1回 ガイダンス<BR>2−3回 地理学的な地域の見方。出身地の紹介発表<BR>4−5回 地域性とその捉え方。<BR>6回 地図の見方、利用方法<BR>7回 第1回野外見学<BR>8回 都市地理学の概要<BR>9回 第2回野外見学<BR>10回 法的規制と土地利用<BR>11回 都市計画法<BR>12−13回 地域構造論<BR>14回 まとめ<BR>15回 試験
[学生による授業評価アンケートに関する記述]
学生たちの評価:<BR>WEBは見やすく、興味が持てた。多数の資料を提示されるので,新しい講義方法として興味が持てた。WEBの資料と板書による解説の両方を見る必要があり大変だった。<BR>→ 資料提示と講義のバランスに心がけたい。<BR><BR>寒い時期の野外の見学はつらいので工夫してほしい。<BR>→ 前期に開講できるよう準備を進めている。