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授業科目名  東洋史講読IA
時間割番号 162206A
担当教員名 堀内 淳一
開講学期・曜日・時限 後期・水・III 単位数 2
<対象学生>
1)東洋史学の専門的な史料読解力を身につけたい学生。<BR>2)中学校社会科または高等学校地理歴史科の教員を目指している学生。
<授業の目的および概要>
目的:中国史研究の1次史料を自力で読解できる能力を得る。<BR>概要:最初の数回で、漢文の基礎的な読解方法と、史料調査の方法を説明する。その後、ゼミによる輪読を行う。
<到達目標>
(1)知識と視野:漢文文献の読解に必要な基礎知識を習得する。<BR>◎(2)能力と技能:漢文文献を自力で読解し、さらに関連する文献を参照できる能力を獲得する。<BR>(3)人間性と倫理性:中国古典文献を読解することで、多様な文化・価値観を理解する。
<授業の方法>
最初の数回で、漢文読解の基本的な文法、返り点や送りがなの付け方などを復習し、訓読法を再確認しつつ、工具書等の使い方、レジュメの作り方等を講習する。<BR>その後、担当を決め輪読形式でゼミを進める。各人最低一回は報告すること。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1平常点/受講態度 60  %出席の回数、授業中に集中して聞いていたかどうかを評価して判断する。 
2発表/表現等 40  %分担部分の報告内容を評価して判断する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
漢文史料の読解は、東アジアの歴史を専門的に学ぶ上で不可欠です。<BR>慣れないうちは大変だと思いますが、意欲と関心のある学生の参加を期待します。<BR>また、高校の漢文の教科書を復習しておくと、講習の理解がしやすいと思います。
<テキスト>
  1. 長澤規矩也編, 『廿二史箚記』(和刻本正史 別巻8), ISBN:4762920398,
    (必要な部分は講義でプリントとして配布する。)
<参考書>
  1. 池田温編, 『日本古代史を学ぶための漢文入門』, 吉川弘文館, ISBN:4642079521
<授業計画の概要>
第一回に報告の順番・分担を参加者と相談の上で決定する。<BR>最初の数回は報告に必要な基礎技能の講習に宛てる。
[学生による授業評価アンケートに関する記述]
(未登録)