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授業科目名  日本語の文法
時間割番号 162069
担当教員名 井上 敬子
開講学期・曜日・時限 後期・火・IV 単位数 2
<対象学生>
日本語教員養成コースの必修科目です。<BR>1-3年生
<授業の目的および概要>
「日本語構造論」に引き続き文法の基礎を学びます。各回次のような項目の概説を行い、授業計画にしたがって具体的に進めます。<BR>1.日本語の表現文型を理解する<BR>2.時間を表す表現<BR>3.話し手の気持ちを表す表現<BR>4.変化を表す表現<BR>5.立場を表す表現<BR>6.授受表現<BR>7.敬語表現<BR>8.教師のコミュニケーション能力と学習効果など<BR>必要に応じて、また理解度によって時間調整を行いながら進めます。
<到達目標>
本講は、次の3点を目標に置きます。<BR>1.日本語教育のための文法理解が深まる。<BR>2.初級の表現文型が理解できるようになる。<BR>3.日本語の授業で文法の基本事項が教えられるようになる。
<授業の方法>
まず、初回に授業ガイダンスとアンケートを実施し、各自の個人目標を明確にします。<BR>次に、日本語教育の現場で困らないように、自学自習できるように、学習方法も学びます。以下、講義およびワークシートなどを使って実際に練習問題や課題に挑戦します。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 50  %期末試験 
2小テスト/レポート課題 20  %小テストや提出物 
3平常点/受講態度 30  %出席や授講態度(積極的な発言など) 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
何気なく使っている自分の言葉をあらためて検証してみるのは、学問的な発見だけでなく、自己表現の豊かさへとつながっていきます。<BR>日本語に興味のある学生さんは、みんなで学び合いをしましょう。
<テキスト>
  1. 庵 功雄・高梨信乃・中西久美子・山田敏弘, 初級を教える人のための日本語文法ハンドブック, スリーエーネットワーク, ISBN:4-88319-155-9c0081,
    (松岡弘監修)
<参考書>
  1. 高見澤猛, 新・はじめての日本語教育2 日本語教授法入門, アスク
  2. 高見澤猛監修, 新・はじめての日本語教育 基本用語辞典, アスク
  3. 姫野昌子ほか, 日本語基礎A 文法指導法と学習, 放送大学
<授業計画の概要>
*学習項目*<BR> 1 ガイダンス<BR> 2 日本語教育の文法 <BR> 3 日本語の表現文型 <BR> 4 時間を表わす表現  <BR> 5 変化を表わす表現  <BR> 6 心情を表わす表現1  <BR> 7 心情を表わす表現2 <BR> 8 立場を表わす表現1  <BR> 9 立場を表わす表現2 <BR>10 授受表現 <BR>11 敬語表現<BR>12 文法理解のための教材選び <BR>13「読み」を深める文法理解<BR>14 教師のコミュニケーション能力と学習効果<BR>15 総まとめ<BR><BR>※ 初回の授業時に各自の到達目標や、学びたいことを調査し、皆さんの要望によって  課題に取り組むための時間調整などをおこなうこともあります。
[学生による授業評価アンケートに関する記述]
(未登録)