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授業科目名  フィールドワーク研究法
時間割番号 161028
担当教員名 東海林 麗香
開講学期・曜日・時限 後期・金・III 単位数 2
<対象学生>
発達教育コース2−4年生
<授業の目的および概要>
心理学や教育学の研究法の一つであるフィールドワークについて学びます。ここでのフィールドワークとは、研究をする者が通常所属している大学や研究所などを離れて、外へ出てデータを集め、まとめていくことを指しています。その際には、フィールドの観察やインタビューといったデータ収集法を用います。この授業では始めに文献を読むことによってフィールドワークの基本的な考え方や方法を習得し,その上で,実際のフィールドで実習を行います。
<到達目標>
フィールドワークの知識と基礎的技術を習得すること。
<授業の方法>
文献を読む際には,演習形式で,疑問点や意見を出し合います。フィールドでの実習は,各自がフィールドに適合した方法でフィールドワークを行います。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート課題 50  %フィールドワークの成果をレポートにまとめ、提出する。それをもとに、最終回に成果報告会を行う。 
2平常点/受講態度 20  %授業内で,積極的に質問をするか,意見を述べるかを重視します。 
3発表/表現等 30  %担当箇所のレジュメを作成し,授業内に発表してもらいます。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
フィールドに出ることで、それまで見えなかった様々なことが見えてきます。しかしその反面、フィールドワークは、自分の足りない部分を知らされる体験にもなりえます。世界や自分についての見えが広がる経験は、フィールドワークの醍醐味のひとつだといえます。難しい部分も多々ある手法ですが、知識や基礎技術を学び、実習につなげていきましょう。
<テキスト>
  1. なし
<参考書>
  1. 授業内に適宜紹介します。
<授業計画の概要>
1.オリエンテーション<BR>2.講義:フィールドワークとは何か<BR>3.講義:フィールドワークの具体例<BR>4.文献購読1<BR>5.文献購読2<BR>6.実習1:大学というフィールドを観察する<BR>7.実習1の成果報告・講評<BR>8.講義:フィールドワークの方法について<BR>9.フィールド候補の選定・調査計画の立案<BR>10.実習2:フィールドメモの作成<BR>11.実習2の成果報告・講評<BR>12.実習3:各自フィールドワークを行う<BR>13.調査結果の中間報告<BR>14.実習4:各自フィールドワークを行う<BR>15.成果報告会
[学生による授業評価アンケートに関する記述]
(未登録)