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授業科目名  生物学概論
時間割番号 160533
担当教員名 芹澤 如比古
開講学期・曜日・時限 後期・月・II 単位数 2
<対象学生>
教育人間科学部並びに小学校教員免許取得者
<授業の目的および概要>
生物学とは,生物と生命現象を科学する学問である。本講義ではできるだけ多くの生物を紹介し,多様性からみた生物学について概説する。
<到達目標>
生物の分類の概要を理解する。<BR>生物の系統の概要を理解する。<BR>生物の多様性について理解する。
<授業の方法>
講義中心で,数回の小テストまたはレポートと定期試験を実施する。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 75  %講義内容の理解力,情報収集・整理能力,論理的思考能力 
2小テスト/レポート課題 25  %情報収集・整理能力,日常的学習力 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
講義後の復習は必須である。講義前にも教科書「多様性からみた生物学」における該当部分をよく読み込むとともに,関連書籍により必ず予習を行ってから講義に臨むこと。幅広い内容を扱うので,プリジェクターの映写によりできるだけ多くの生物の写真を交えて授業を進める。少し早く感じるかもしれないが,しっかりとついてくるように!?
<テキスト>
  1. 岩槻邦男, 多様性からみた生物学, 裳華房, ISBN:978-4785350468
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1. ガイダンス<BR> 2. 地球環境の歴史的変遷と生命の歴史1(嫌気環境から好気環境への変化)<BR> 3. 地球環境の歴史的変遷と生命の歴史2(オゾン層の形成と生物の陸上進出)<BR> 4. 生物の多様性と分類(生物二界説から五界説,3つのドメイン)<BR> 5. 原核生物の多様性(藍藻類とその他のバクテリア)<BR> 6. 真核生物の誕生−細胞小器官となった原核生物−<BR> 7. 原生生物の多様性1(多細胞藻類−紅藻類・褐藻類・緑藻類)<BR> 8. 原生生物の多様性2(単細胞藻類−渦鞭毛藻類・ハプト藻類・他)<BR> 9. 原生生物の多様性3(大分類群−ストラメノパイル・アルベオラータ・<BR>           ユーグレノゾア・他)<BR>10. 原生生物の多様性4(偽菌類・原生動物)<BR>11. 陸上植物の多様性1(シダ・コケ・裸子植物)<BR>12. 陸上植物の多様性2(被子植物)<BR>13. 真菌類の多様性<BR>14. 後生動物の多様性(脊椎動物と無脊椎動物)<BR>15. まとめ
[学生による授業評価アンケートに関する記述]
(未登録)