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授業科目名  中等社会・地理歴史教育法
時間割番号 160334
担当教員名 皆川 卓/大隅 清陽/尾藤 章雄
開講学期・曜日・時限 後期・水・I 単位数 2
<対象学生>
中学校社会科および高等学校地理歴史科の教員を目指している学生
<授業の目的および概要>
中学校または高校の教科書や学習指導要領の記述内容を取り上げ、それぞれについて検討し、各学校で求められる地理的な物の見方考え方や歴史理解を具体的に明示するとともに、地理・歴史の授業のための教材研究の方法を考察する。<BR>(地理分野)中学校・高校の教科書から、特に自然地理学分野を中心に講義する。<BR>(日本史分野)学習指導要領の概要について学んだうえで、前半では、通常授業の指導案作成のトレーニングを行い、後半では、具体的な地域教材を使って、歴史の学び方・調べ方・考え方を重視した指導のあり方について考察する。学生の発表・討論、現地踏査等の活動を重視する。<BR>(世界史分野)前半は世界史学習の現状と問題点を「系統的学習」と「主題学習」に分けて論じ、「系統的学習」の要諦について検討する。後半は「主題学習」の実例として、高校世界史の教科書からヨーロッパ史上の一単元(昨年度は帝国主義)を取り上げ、受講者に実演してもらう。
<到達目標>
中学校、高等学校における地理及び歴史教育の概要を知り、実践的な教材の研究、活用方法等を理解できるようにする。
<授業の方法>
3名・3分野(地理・日本史・世界史)の教員による輪講形式。一部に野外見学等も含む。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート課題 90  %3分野のそれぞれの内容の理解度を評価する。 
2平常点/受講態度 10  %出席状況を評価する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
講義日程については第1回の講義およびCNS上において指示する。
<テキスト>
  1. 各担当分野の教員から指示されるので、決められた期日までに購入すること。
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
ガイダンス 1回<BR>地理分野(尾藤)4回<BR>日本史分野(大隅)4回<BR>世界史分野(皆川)4回<BR>まとめ レポート課題の提示 1回<BR><BR>計14回の講義を予定(順不同)
[学生による授業評価アンケートに関する記述]
(過年度の評価の一例)野外見学や指導案作成など実践的な講義がよかった。