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授業科目名  生涯発達教育心理学
時間割番号 100306 B
担当教員名 小澤 理恵子
開講学期・曜日・時限 前期・月・III 単位数 2
<対象学生>
2年生以上
<授業の目的および概要>
○人の発達過程を乳幼児期から老年期までの生涯発達という観点から学びます。<BR>○学校教育場面での児童・生徒の理解に関わる心理学の理論を学び、それを踏まえて教育実践につなげられるよう理解を深めることをねらいとします。<BR>○知識や概念を抽象的に理解するにとどまらず、体験や活動を通して理解を深め、教育実践に結びつけられることを目指します。 
<到達目標>
○人間の生涯発達にかかわる心理学の理論(エリクソン、ピアジェ、コールバーグ等)を理解する。<BR>○講義で学んだ概念を、自己理解や人間関係のあり方、教育指導活動を考えることに役立てるために、具体的な活動を通して捉え、考え、理解する。<BR>○教育指導活動に必要なコミュニケーション能力(自己表現力、対話力等)を、実践的な活動に積極的に参加して獲得する。
<授業の方法>
 基本的に講義形式ですが、グループディスカッション、VTRの視聴、アクティビティなども行います。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート課題 50  %期末試験に代わるレポートの提出は必須です。テーマに関する情報収集や考察の独自性、講義内容をさらに深めた考察を期待します。 
2平常点/受講態度 20  %講義への出席、受講態度、アクティビティなどへの積極的な参加態度を評価します。 
3その他 30  %講義の感想や小レポートを講義の終了時に課しますので、その内容を講義内容の理解度、課題として求めたことに対する回答、考察の独自性などから評価します。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
皆さんが教育の現場で出会う児童・生徒の理解を深めるために、児童期・思春期の発達を中心としながら人間の生涯発達を理解していただきたいと思います。また、講義中には、グループディスカッションやアクティビティへの参加を求めます。積極的に参加して、自分に対する理解や他者との関わりについての理解を深めて欲しいと思います。<BR> <BR> 
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1.  授業時に適宜紹介する。
<授業計画の概要>
1.  生涯発達の理論について<BR><BR>2〜3 乳幼児期の発達の特徴<BR>   2:親子関係・愛着の発達<BR>   3:認知発達 <BR><BR>4〜12 児童・思春期の発達と教育<BR>   4:児童期の特徴と教師のリーダーシップ<BR>   5:異文化としての子ども理解―読み物資料を用いての検討<BR>   6:グループディスカッションを通しての自己理解・他者理解 1<BR>   7:グループディスカッションを通しての自己理解・他者理解 2<BR>   8:他者理解に入り込む歪みの問題とその解決について<BR>   9:認知発達を理解する<BR>   10:道徳性の発達をモラルジレンマを通して考える<BR>   11:子どもの体験学習について:VTR資料を通して<BR>   12:子どもが体験を通して学ぶこと:シミュレーションゲームを通して<BR><BR>13〜15青年期・成人期・老年期の発達と課題<BR>  13:青年期:アイデンティティをめぐる危機とその解決<BR>  14:成人・中年期:他者との関係の中での成熟<BR>  15:老年期:ライフサイクルの中で迎える老年期
[学生による授業評価アンケートに関する記述]
(未登録)