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授業科目名 基幹科目 科学と環境2
時間割番号 064022
担当教員名 金子 栄廣/石井 信行/大山  勲/武藤 慎一/西田  継/石平  博/平山 公明/森  一博/河野 哲郎/坂本  康/安尾 南人/市川 温/舛谷 敬一
開講学期・曜日・時限 後期・金・III 単位数 2
<対象学生>
医学部1年次生、教育人間科学部及び工学部2〜4年次生
<授業の目的および概要>
身近な問題を題材として地域の特色を踏まえた,開発と環境保全の問題を扱う。地域計画,上下水道などの環境施設,公害防止や景観保護などの環境保全技術について論じ,自然環境と生活環境の調和について考える。また,国際的な水問題についても考察する。
<到達目標>  到達目標とは
No重要度目標詳細
1知識と視野身近な環境に関する基本的な事象を科学的に理解し,説明できる。
また,日常的で環境に配慮した生活に心がけることができるようになる。
<授業の方法>
第1回目の授業で授業計画とこの授業のねらい,扱う問題の位置づけなどを説明する。第2回目以降の各授業はオムニバス形式で進められる。担当者がそれぞれの専門的立場に基づくトピックスを扱う。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 50  %各回の授業内容についての理解度を評価する。 
2小テスト/レポート課題 30  %初回を除く各回ごとに小テストまたはレポートが課され,理解度を評価する。 
3平常点/受講態度 20  %授業への取り組み態度のひとつとして出席を評価する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
身近な環境に関することを題材として,科学的な見方や取り組み方について学習します。<BR>日常生活の中で当たり前のように体感すること,自分の行動と関わりをもつことが話題としてたくさん出てきます。授業の際に頭で理解するだけでなく,学習したことがひとりひとりの生活の中で生かされることを願っています。
<テキスト>
  1. 「身近な環境」(山梨大学公開講座,「環境」シリーズ4), 山梨日日新聞社, ISBN:4897105099
<参考書>
  1. 「地域と環境」(山梨大学公開講座,「環境」シリーズ3), 山梨日日新聞社, ISBN:489710503X
<授業計画の概要>
1.イントロダクション<BR>2.都市および周辺地域の環境<BR> 1)身近な景観から環境を考える(大山)<BR> 2)甲府の街並み(石井)<BR> 3)都市・交通そして環境(武藤)<BR>3.自然環境<BR> 1)森林の多面的機能(西田)<BR> 2)甲府盆地の自然風土(石平)<BR> 3)地形の幾何学(安尾)<BR>4.生活環境<BR> 1)飲料水(平山)<BR> 2)化学物質と水環境(森)<BR> 3)身近な水環境の保全(河野)<BR> 4)ごみから考える環境問題(金子)<BR> 5)身の回りの放射線(舛谷)<BR> 6)環境アセスメント(坂本)<BR> 7)水防災を考える(市川)<BR>5.評価:総括・まとめ
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《電気電子システム工学科》
A-1:人としての常識を持ち,人の社会性を認識する
人間形成科目部門を通じて自分を取り巻く環境の中で円滑かつ持続的に活動を続けるための常識を身につけるとともに,テーマ別教養科目部門の内,「文化系」「社会系」「国際交流系」の科目を通じて歴史や様々な文化,社会の仕組みを理解し,社会人としての良識と倫理,多様な価値観を理解する広い視野を備える
 
《コンピュータ・メディア工学科 情報メディアコース》
(C) 科学技術が社会や自然に及ぼす影響や効果までを考慮できる多面的な地球的視野を会得し、国際的なコミュニケーションを可能とする基礎能力を修得する。
《土木環境工学科》
A.技術者の責務の自覚
 土木環境技術が人間社会や自然環境の変化に及ぼす効果・影響を理解し、自然と調和した人類の持続的発展のために土木環境技術者が果たすべき責務を自覚する。
[学生による授業評価アンケートに関する記述]
 教室変更をなるべく変更しないで欲しいという要望がありました。<BR> 使用機器の都合などから,割り振られた教室以外で授業をした方が学生と教員の双方にとってよいと考えられる場合,教室を変更するケースがあります。<BR> 教室変更がある場合には早めにCNSを通して連絡するようにしますので,ご理解下さい。