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授業科目名 国際交流系 日本事情II
時間割番号 063808
担当教員名 伊藤 孝恵
開講学期・曜日・時限 後期・火・I 単位数 2
<対象学生>
9月24日のプレイスメント・テストを受けた学部留学生(交換留学生を含む)と、日本人学生を対象とします。
<授業の目的および概要>
「日本事情I」に引き続き、「日本文化」のもつ諸相についてその由来や意味などを学びます。留学生だけでなく日本人学生にとっても、「日本文化」に関する知識の獲得や再発見があると思います。<BR>また、自国の文化を紹介・説明することの難しさや大切さを知り、様々な国の事情について学び合うことも目指します。
<到達目標>  到達目標とは
No重要度目標詳細
1知識と視野昔から日本人の間で親しまれてきた習慣やしきたり、年中行事に関する知識を増やすとともに、価値観や社会の側面についても考え、理解を深めます。また、留学生にも自国の文化を紹介してもらい、比較文化的視野を広げることも目指します。
2 能力と技能留学生、日本人学生とも、自国の文化を他者に説明する力を養うことを目指します。
<授業の方法>
毎回、翌週の授業で使用する資料を配布しますので、予習してから授業に臨んでください。<BR>授業では、留学生と日本人学生の混合グループに分かれて資料の理解を深めた後、全体で解説を行います。皆さんの国や故郷の文化、習慣等を紹介してもらったりすることもあります。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 50  %期末試験 
2小テスト/レポート課題 20  %予習など 
3平常点/受講態度 30  %出席、グループ活動への参加態度 (単位取得のためには2/3以上の出席が必要) 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
留学生は、初級終了以上の日本語力が必要です。<BR>日本人の生活の中で昔から親しまれてきた習慣等について、より深く学びたい留学生や日本人学生に受講してもらいたい科目です。受講生には授業への積極的・能動的な参加を期待します。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 樋口清之, 日本の風俗起源がよくわかる本, 大和書房, ISBN:978-4-479-39159-3
<授業計画の概要>
上記の方針に基づき、受講生の理解度や必要性に応じ授業を展開していきます。
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《機械システム工学科機械デザインコース》
(A)【機械工学の意義】
幸福・福祉の意義,自然と社会との係わりが理解でき,これらに及ぼす機械工学の影響が理解できる能力を身につける.
《電気電子システム工学科》
A-1:人としての常識を持ち,人の社会性を認識する
人間形成科目部門を通じて自分を取り巻く環境の中で円滑かつ持続的に活動を続けるための常識を身につけるとともに,テーマ別教養科目部門の内,「文化系」「社会系」「国際交流系」の科目を通じて歴史や様々な文化,社会の仕組みを理解し,社会人としての良識と倫理,多様な価値観を理解する広い視野を備える
 
《コンピュータ・メディア工学科 コンピュータサイエンスコース》
(A)情報処理技術者としての自らの活動が自然や社会,人に与える影響を理解し,問題解決にあたることができる知識と技術,およびコミュニケーションスキルを習得する
《コンピュータ・メディア工学科 情報メディアコース》
(C) 科学技術が社会や自然に及ぼす影響や効果までを考慮できる多面的な地球的視野を会得し、国際的なコミュニケーションを可能とする基礎能力を修得する。
《土木環境工学科》
A.技術者の責務の自覚
 土木環境技術が人間社会や自然環境の変化に及ぼす効果・影響を理解し、自然と調和した人類の持続的発展のために土木環境技術者が果たすべき責務を自覚する。
[学生による授業評価アンケートに関する記述]
グループディスカッションがこの授業のメインであり、これに積極的に参加することで日本文化や他の国(自国)の文化の理解を深めることができます。そのためにはワークシートの予習をしっかり行ってきてください。ただ、グループディスカッションだけでは、知識や認識が偏る場合がありますので、最後に教員によるまとめの説明をしています。これも大切ですので、よく聞いてもらいたいと思います。