授業科目名
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【ゼ】舞踊文化史
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時間割番号
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063655S
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担当教員名
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木村 はるみ
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開講学期・曜日・時限
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後期・金・III
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単位数
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2
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<対象学生>
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全学生
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<授業の目的および概要>
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舞踊文化を日本古代・中世から考え、芸能の発生とその起源から歴史的に探求する。人間の身体から生み出される芸術行為の美学とその民族的霊性を古代、中世、近・現代の舞踊史を概観しながら模索する。今年は特に奈良、平安の響きと舞に焦点を当て、雅楽と古代歌謡の鑑賞を中心とする。
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No | 重要度 | 目標 | 詳細 |
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1 | ◎ | 知識と視野 | 日本文化の舞踊史を概観し、芸能の発生と古代中世芸道論について主として神楽・雅楽を中心に考える。無形文化の意味を再構築する。 | 2 | | 能力と技能 | 芸術行為の実践、 | 3 | | 人間性と倫理性 | 芸能や芸術行為に対する畏敬、歴史を大切にする |
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<授業の方法>
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映像資料を中心に舞踊史を概観する。適宜、実演者を招き、演奏してもらうこともある。実践しながら、奈良・平安の響きと舞を鑑賞しながら、自分自身の舞踊観や芸術観を育てる。また、実演の楽しさ、意味深さを理解しコーディネートできる場として最終課題は発表会を行う。
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 小テスト/レポート課題 | 40 % | 日本の音楽歌舞の歴史を理解し、研究する | 2 | 平常点/受講態度 | 30 % | まじめな取り組み、分かち合いの精神、自他共に認めあう心 | 3 | 発表/表現等 | 30 % | 自ら実践し、発表会をコーディネートする |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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日本の雅楽や神楽は、世界の宝物です。日常のしぐさや所作に美を発見し、伝統美や創造的な美に触れる機会を持ちましょう。
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<テキスト>
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- 遠藤 徹, 別冊「雅楽」, 平凡社
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<参考書>
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- 中西 進, 日本人のわすれもの1,2,3,4, ウエッジ
- 中西 進, 古代日本人・心の宇宙
- 中西 進, キリストと大国主
- 中西 進, 日本神話の世界
- 芝祐靖 監修 遠藤徹 他, 雅楽入門事典, 柏書房
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<授業計画の概要>
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以下の内容を主として行うが、受講学生の希望を聞いて計画を立てる。<BR><BR>オリエンテーション<BR>舞踊文化の考古学 日本文化の中の普遍<BR>芸能の発生<BR>古代人の心の宇宙<BR>言葉の発声 「古代歌謡の世界」<BR>文字の発声 雅楽譜、舞譜<BR>身体表現 神楽舞 舞楽<BR>音楽表現 管絃 朗詠<BR>人間の可能性と未来<BR>21世紀の芸術行為と無形遺産
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<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応> |
《土木環境工学科》 | A.技術者の責務の自覚
土木環境技術が人間社会や自然環境の変化に及ぼす効果・影響を理解し、自然と調和した人類の持続的発展のために土木環境技術者が果たすべき責務を自覚する。 | ○ |
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[学生による授業評価アンケートに関する記述] |
(未登録) |