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授業科目名 科学系 科学技術史入門
時間割番号 063401
担当教員名 上里 正男
開講学期・曜日・時限 後期・木・I 単位数 2
<対象学生>
全学生対象 
<授業の目的および概要>
 科学技術史における自然・技術・科学・社会といった概念は、いずれも人間労働に深い関わりをもって理論化されてきたことを考察する。
<到達目標>  到達目標とは
No重要度目標詳細
1知識と視野科学と技術に関する歴史的規定の方法を習得すること。
<授業の方法>
講義と討論を中心に行う。また、外国語の文献購読も行う。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 50  %一定以上の出席者のみに試験を行う。理解度と応用力を評価するために論述式、記述式試験をおこなう。到達目標に示した項目に対する基本的理解度と論理性を評価する。 
2平常点/受講態度 50  %3/4以上の出席は単位取得の不可欠条件となる。科学技術史の理解には講義への出席と講義ノートをとることが必要不可欠である。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
出席をきちんとすること。討論には、積極的に参加すること。
<テキスト>
  1. 科学技術史概論, オーム社, ISBN:4274020053
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1.オリエンテーション<BR>2.ルネッサンスと科学<BR>3.マニュファクチュアと実験諸科学<BR>4.産業革命とフランス啓蒙思想<BR>5.近代科学の形成<BR>6.科学と技術の接近<BR>7.科学技術教育の形成(エコール・ポリテクニック)<BR>8.日本の近代化と科学技術<BR>9.外国語文献の購読
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《機械システム工学科機械デザインコース》
(A)【機械工学の意義】
幸福・福祉の意義,自然と社会との係わりが理解でき,これらに及ぼす機械工学の影響が理解できる能力を身につける.
《コンピュータ・メディア工学科 コンピュータサイエンスコース》
(A)情報処理技術者としての自らの活動が自然や社会,人に与える影響を理解し,問題解決にあたることができる知識と技術,およびコミュニケーションスキルを習得する
《コンピュータ・メディア工学科 情報メディアコース》
(C) 科学技術が社会や自然に及ぼす影響や効果までを考慮できる多面的な地球的視野を会得し、国際的なコミュニケーションを可能とする基礎能力を修得する。
《土木環境工学科》
A.技術者の責務の自覚
 土木環境技術が人間社会や自然環境の変化に及ぼす効果・影響を理解し、自然と調和した人類の持続的発展のために土木環境技術者が果たすべき責務を自覚する。
[学生による授業評価アンケートに関する記述]
過半数の学生が授業に満足しているようです。知的好奇心がわいたという意見も多くみられました。今年度の授業計画は例年どおりです。