授業科目名
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表象と文化
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時間割番号
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063024
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担当教員名
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新野 貴則
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開講学期・曜日・時限
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後期・金・III
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単位数
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2
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<対象学生>
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全学生
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<授業の目的および概要>
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表象(言葉やイメージ)の基本的なメカニズムを概説するとともに、それに基づき表象文化(小説、絵画、音楽、映画、衣服、ダンス等)について考察する。特に様々な表象文化の背後にある思想を読み解くことを中心に授業を進める。
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No | 重要度 | 目標 | 詳細 |
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1 | | 知識と視野 | 表象文化の背後にある思想をとらえることができる。 | 2 | ◎ | 能力と技能 | 表象の基本的なメカニズムを理解することを通して、関係論的な視点から考察することができる。 |
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<授業の方法>
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講義(状況に応じて演習を行う。)
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 小テスト/レポート課題 | 50 % | 講義内容の理解力、課題追求力 | 2 | 平常点/受講態度 | 50 % | 2/3以上の出席が単位取得の不可欠条件 |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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表象文化に興味のない者にとっては、授業内容が難しいと感じるかもしれないので注意してほしい。特に近代以降の絵画を取り上げることが多い。また、それに関連して言語学について触れる。<BR>なお、当然のことであるが、真摯な態度で受講すること。
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<テキスト>
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(未登録)
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<参考書>
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(未登録)
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<授業計画の概要>
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1 ガイダンス<BR>2 一点透視図法の思想−近代のエートス<BR>3 モダニズムの絵画−多義的な絵画空間<BR>4 モードの構造−モダンとポストモダン<BR>5 芸術を解体する芸術−デュシャンとケージ<BR>6 見ることを楽しむ−ピタゴラ・スイッチ<BR>7 言葉の成立−実体論から関係論へ<BR>8 複雑な意味空間−多様な解釈の可能性<BR>9 テクスト論−作品からテクストへ<BR>10 作品の解釈の多様性−子どもの絵画作品の解釈<BR>11 意味生成のメカニズム−言葉と無意識<BR>12 伝えることの難しさ−自己/他者の壁<BR>13 響きあうこと−共振する自己と他者<BR>14 まとめ<BR> *状況に応じて講義内容を変更する。
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<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応> |
《機械システム工学科機械デザインコース》 | (A)【機械工学の意義】
幸福・福祉の意義,自然と社会との係わりが理解でき,これらに及ぼす機械工学の影響が理解できる能力を身につける. | ○ | 《電気電子システム工学科》 | A-1:人としての常識を持ち,人の社会性を認識する
人間形成科目部門を通じて自分を取り巻く環境の中で円滑かつ持続的に活動を続けるための常識を身につけるとともに,テーマ別教養科目部門の内,「文化系」「社会系」「国際交流系」の科目を通じて歴史や様々な文化,社会の仕組みを理解し,社会人としての良識と倫理,多様な価値観を理解する広い視野を備える | | 《コンピュータ・メディア工学科 コンピュータサイエンスコース》 | (A)情報処理技術者としての自らの活動が自然や社会,人に与える影響を理解し,問題解決にあたることができる知識と技術,およびコミュニケーションスキルを習得する | ○ | 《コンピュータ・メディア工学科 情報メディアコース》 | (C) 科学技術が社会や自然に及ぼす影響や効果までを考慮できる多面的な地球的視野を会得し、国際的なコミュニケーションを可能とする基礎能力を修得する。 | ◎ | 《土木環境工学科》 | A.技術者の責務の自覚
土木環境技術が人間社会や自然環境の変化に及ぼす効果・影響を理解し、自然と調和した人類の持続的発展のために土木環境技術者が果たすべき責務を自覚する。 | ○ |
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[学生による授業評価アンケートに関する記述] |
(未登録) |