授業科目名	中国語初級II
時間割番号	062302 E
担当教員名	大辻　富実佳
開講学期・曜日・時限	後期・水・I	単位数	2
＜対象学生＞
工学部、中国語初級Iの修得者
＜授業の目的および概要＞
中国語の基礎的な語彙や文法規則を学び、読解・会話・作文・聞き取りなど各方面において学んだ事項を応用する技能を身につける。
＜到達目標＞  到達目標とは
No 重要度 目標 詳細 1 ◎ 能力と技能 簡単な自己紹介など、中国語による作文や会話で初歩的な自己表現ができる。
＜授業の方法＞
演習形式。教科書に沿って要点を解説し、読解・発音・練習問題により実践的訓練を行う。授業では毎回少なくとも一人一回以上は発言することを目指している。随時、小テストを行う。教科書以外にプリントを教材として使う場合もある。
＜成績評価の方法＞
No 評価項目 割合 評価の観点 1 試験：期末期  50  % 授業の2/3以上の出席者のみに試験を行う。記述式で50点満点とし、理解度と応用力を問う。範囲は教科書と配布プリントの学習済みの部分となる。  2 小テスト／レポート課題  30  % 授業の復習を主とした小テストを行う。具体的方法については授業で発表する。  3 平常点／受講態度  20  % 授業の2/3以上の出席が単位取得の不可欠条件となるが、出席したのみでは加点せず、授業中の発表などに対して加点する。
＜受講に際して・学生へのメッセージ＞
語学学習に予習・復習は欠かせないので、授業は予習・復習がされていることを前提に行います。積極的、自発的な態度を高く評価します。
＜テキスト＞
渋谷裕子　孟若燕, 新しいキャンパス的中国語, 同学社, ISBN:4810207609
＜参考書＞
時　衛国, 中国語と日本語における程度副詞の対照研究, 風間書房, ISBN:978-4-7599-1746-8 キム・ウンヒ 著, イラストで覚える中国語　わたしの一日, スリーエーネットワーク, ISBN:978-4-88319-485-8 輿水　優 著／島田　亜実 著, 中国語　わかる文法, 大修館書店, ISBN:978-4-469-23254-7 相原　茂, 北京ドリーム　ドラマで学ぶ中国語, 駿河台出版社, ISBN:978-4-411-03045-0 安本　真弓, 現代中国語における可能表現の意味分析, 白帝社, ISBN:978-4-89174-992-7
＜授業計画の概要＞
前期の中国語初級IIの続きから学習する。<BR>第1回　復習<BR>第2回　日付・曜日・時刻の言い方<BR>第3回　自己紹介<BR>第4回　一日のスケジュール<BR>第5回　完了と経験<BR>第6回　「〜できる」<BR>第7回　「〜したい」「〜すべきだ」<BR>第8回　前置詞<BR>第9回　近未来<BR>第10回　進行と持続<BR>第11回　「AそれともB」、禁止<BR>第12回　「又」と「再」、「すこし〜」、二重目的語<BR>第13回　「〜のために」、「〜だけれども、しかし…」<BR>第14回　復習<BR>第15回　総合評価<BR>学習状況により、授業内容は変更する場合がある。<BR>
＜JABEEプログラムの学習・教育目標との対応＞
《機械システム工学科機械デザインコース》 (A)【機械工学の意義】 幸福・福祉の意義，自然と社会との係わりが理解でき，これらに及ぼす機械工学の影響が理解できる能力を身につける． ○ 《コンピュータ・メディア工学科 コンピュータサイエンスコース》 (A)情報処理技術者としての自らの活動が自然や社会，人に与える影響を理解し，問題解決にあたることができる知識と技術，およびコミュニケーションスキルを習得する ◎ 《コンピュータ・メディア工学科 情報メディアコース》 (C) 科学技術が社会や自然に及ぼす影響や効果までを考慮できる多面的な地球的視野を会得し、国際的なコミュニケーションを可能とする基礎能力を修得する。 ◎ 《土木環境工学科》 A.技術者の責務の自覚 　土木環境技術が人間社会や自然環境の変化に及ぼす効果・影響を理解し、自然と調和した人類の持続的発展のために土木環境技術者が果たすべき責務を自覚する。 ○ J.理論的な表現・伝達能力 　自分の思想やアイディアを具体的かつ理論的に表現し伝達する能力、及び共通の課題について他の人と議論し合理的な結論を導き出すことのできる能力を身に付ける。 ○
[学生による授業評価アンケートに関する記述]
「発言回数が多いのが嬉しい」という意見が複数見られたので、授業中に中国語を話す機会を多く設けたいと思います。また、発音とピンインの定着を図るための復習を重点的に行います。