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授業科目名  ドイツ語中級I(総合)
時間割番号 062121C
担当教員名 工藤 眞一
開講学期・曜日・時限 前期・水・II 単位数 2
<対象学生>
2.3.4
<授業の目的および概要>
 ドイツという国と人びとのありようと文化、福祉、環境、共生、現代家族のあり方、近・現代史の問題などを -ドイツだけではなく日本も含めて- ドイツというスクリーンに写して考えてみたいと思います。<BR> また、テキストの他にも様々な教材、資料等も使用していく予定ですので期待して下さい。<BR> テキストは1年次に修得した文法事項を確認・練習できるような読みやすく、味わい深い読み物で構成され、同時に、その文法知識を用いてさらなる表現力を養うことのできる内容を備えています。また、簡単な作文や、やさしい会話練習などにより、「生きたドイツ語」が身につくようにステップ・アップしていく内容も備えています。<BR> さらに、このテキストには、「ドイツにおける日本」、「日本におけるドイツ」、という、その両方に関心を持ってもらえるジャンルを取り扱った内容も含まれ、サイバー・フィールドワークによって、テキスト関連事項をドイツ関連サイトにアクセスするような自由課題も含まれています。安心して受講して下さい。
<到達目標>  到達目標とは
No重要度目標詳細
1知識と視野1. 受講者は、各課ごとの文章を読み、その意味内容を理解できる。
2. 受講者は、各課ごとのテーマについて、自ら調べ、報告し、討論することができる。また、それらをまとめて提出できる。
<授業の方法>
1.何より、本人のやる気が一番です。具体的には、各個人の発表を含む、日常の授業に取り組む態度の評価を40%、定期試験40%、レポート提出を20%として評価します。原則として、全授業時間数、15回の内、13回以上の出席を定期試験の受験資格とする。<BR><BR>2.下記のテキストを使用しますが、テキストに関連するプリントも配付しますので、受講者は授業に出席して、各時間に配付するこのプリントを受け取ることを履修の必須条件とします。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %原則として、全授業時間数、15回の内、13回以上の出席を定期試験の受験資格とする。 
2小テスト/レポート課題 20  %テキストと連動するテーマについてのレポートを提出する。実施の詳細は事前に教室内にて発表する。 
3発表/表現等 40  %辞書を引いて、各課ごと短文を各人に訳してもらう。各課ごとの練習問題も。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
毎時間、独和辞典は必ず持参することを履修の最低条件とします。
<テキスト>
  1. 小塩 節, ご存知ですかドイツ! (情報からドイツへ), 朝日出版社, ISBN:4-255-25261-0
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
第1回 この授業に関するガイダンス <BR>第2回 グリム童話<BR>第3回 サッカーとスポーツ(1)<BR>第4回 サッカーとスポーツ(2)<BR>第5回 ドイツのデパート<BR>第6回 ドイツ人とビール<BR>第7回 ノイシュヴァーンシュタイン城<BR>第8回 ドイツワイン<BR>第9回 ベルリーン<BR>第10回 ドイツのクリスマス<BR>第11回 スイス<BR>第12回 日本語になったドイツ語(1)<BR>第13回 日本語になったドイツ語(2)<BR>第14回 ウイーンとオーストリア<BR>第15回 まとめ
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《機械システム工学科機械デザインコース》
(A)【機械工学の意義】
幸福・福祉の意義,自然と社会との係わりが理解でき,これらに及ぼす機械工学の影響が理解できる能力を身につける.
《コンピュータ・メディア工学科 コンピュータサイエンスコース》
(A)情報処理技術者としての自らの活動が自然や社会,人に与える影響を理解し,問題解決にあたることができる知識と技術,およびコミュニケーションスキルを習得する
《コンピュータ・メディア工学科 情報メディアコース》
(C) 科学技術が社会や自然に及ぼす影響や効果までを考慮できる多面的な地球的視野を会得し、国際的なコミュニケーションを可能とする基礎能力を修得する。
《土木環境工学科》
A.技術者の責務の自覚
 土木環境技術が人間社会や自然環境の変化に及ぼす効果・影響を理解し、自然と調和した人類の持続的発展のために土木環境技術者が果たすべき責務を自覚する。
J.理論的な表現・伝達能力
 自分の思想やアイディアを具体的かつ理論的に表現し伝達する能力、及び共通の課題について他の人と議論し合理的な結論を導き出すことのできる能力を身に付ける。
[学生による授業評価アンケートに関する記述]
この授業の評価できる点<BR><BR>1)説明がわかりやすい。<BR>2)授業を通じて、ドイツのビールの種類の多さに圧倒された。<BR>3)学習を無理ないペースで進める。<BR>4)ドイツの文化的なところにふれられる。<BR><BR>今年度も以上の点をさらに充実させ、実行して参ります。<BR><BR><BR>改善する点<BR><BR>「もっとドイツのことがわかるようなプリントが欲しい」、「もっとドイツについて教えて欲しい」などの要望を受け、昨年度はテキスト関連の資料をさらに配付し、またCD、 DVD、 VHS などの利用も、シラバスとの関連を考慮しつつ、全体のバランスをとりながら、使用した。今年度も、できるだけ受講者の要望に沿えるように努めたい。