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授業科目名  英語リーディング・ライティング(上級)
時間割番号 062023D
担当教員名 加藤  宏
開講学期・曜日・時限 後期・月・II 単位数 2
<対象学生>
英語IIIA・IIIBを履修した学生。
<授業の目的および概要>
長文速読の練習により、パラグラフごとの話・議論の展開を理解し、テクストの要旨を正確に把握する力を養う。自分の考えを論理的に表現できるようパラグラフ・ライティングの練習をする。
<到達目標>  到達目標とは
No重要度目標詳細
1能力と技能リーディングについては600語程度の英文を20分程度の時間で読み、そのテクストの内容を正確に理解できること。ライティングについては、与えられたトピックについて自分の考えや意見を400語程度の英語を使って30分以内に書くことができることを目指す。
<授業の方法>
リーディングについては、パラグラフの書き方についての英文や、実際のパラグラフをいくつか読み、パラグラフの構成について理解を深める。ライティングについては、実際にパラグラフを書くことを課題として出し、授業中に学生相互に添削をしてもらう。それをもとにさらに書き直して完成させる。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %読解の筆記試験を課す。 
2小テスト/レポート課題 40  %パラグラフの提出。 
3平常点/受講態度 20  %出席、授業への取り組み。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
上級者向けの授業です。特にライティングについては、パラグラフ・ライティングからはじめるので、受講者は自分の言いたいことを正しい英語にできるだけの英作文・英文法の知識が求められる。また、リーディング・ライティングともに、授業内外の活動が多く要求される。受講者にはそれに耐えうるだけの根気と、積極的な態度を希望する。当然、授業に集中しない学生や、課題の提出期限が守れないなど、不真面目な学生の出席は認めない。
<テキスト>
  1. 北尾謙治ほか, Basic English Paragraphs, 英潮社, ISBN:4-268-00139-5
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
第一回ガイダンス<BR>第二回パラグラフとは何か<BR>第三回続き<BR>第四回トピックセンテンス・第一回課題<BR>第五回つなぎ言葉・第一回課題添削<BR>第六回比較・対照のパラグラフ・第二回課題<BR>第七回続き・第二回課題添削<BR>以下授業の進行状況を見ながら、パラグラフの読解、作文、添削を繰り返す。<BR>第十五回テストと総括
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《機械システム工学科機械デザインコース》
(A)【機械工学の意義】
幸福・福祉の意義,自然と社会との係わりが理解でき,これらに及ぼす機械工学の影響が理解できる能力を身につける.
《コンピュータ・メディア工学科 コンピュータサイエンスコース》
(A)情報処理技術者としての自らの活動が自然や社会,人に与える影響を理解し,問題解決にあたることができる知識と技術,およびコミュニケーションスキルを習得する
《コンピュータ・メディア工学科 情報メディアコース》
(C) 科学技術が社会や自然に及ぼす影響や効果までを考慮できる多面的な地球的視野を会得し、国際的なコミュニケーションを可能とする基礎能力を修得する。
《土木環境工学科》
A.技術者の責務の自覚
 土木環境技術が人間社会や自然環境の変化に及ぼす効果・影響を理解し、自然と調和した人類の持続的発展のために土木環境技術者が果たすべき責務を自覚する。
J.理論的な表現・伝達能力
 自分の思想やアイディアを具体的かつ理論的に表現し伝達する能力、及び共通の課題について他の人と議論し合理的な結論を導き出すことのできる能力を身に付ける。
[学生による授業評価アンケートに関する記述]
リィーディングに使う文章を、後のパラグラフライティングにつなげるように注意して読みたい。提出された課題のレベルを見ながら、必要に応じて間違えがちな英文法事項についてはまとめて解説したい。学生どうして添削する場合、もう少し時間を取って徹底して直す習慣を身につけたい。