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授業科目名  総合英語
時間割番号 062021J
担当教員名 古家 貴雄
開講学期・曜日・時限 前期・金・III 単位数 2
<対象学生>
英語1A・1Bを履修した学生。
<授業の目的および概要>
文法や語彙の基礎能力をもとに、英語を使用する多様な場面に対応できる英語力(聞く・読む・話す・書く力)を総合的に育成する。ある程度の長さの英文についての概要や細部を理解したり内容を要約したりする能力、そして、日常的なトピックに関して自分の考えを英語で表現する能力を養成する。
<到達目標>  到達目標とは
No重要度目標詳細
1 知識と視野読みのトップダウンとボトムアップの方法に関する知識を得る。読みにおけるスキミングとスキャニングの知識を得る。
2能力と技能英文の概要を把握する能力を得る。英語の概要を把握する能力を得る。英文の内容を再構成する能力を得る。文脈から単語の意味を推測する技能を習得する。文章のトピックスに関係する背景知識を活性化し、読みの理解に利用する技能を習得する。ある時間内でまとまった分量の英語を理解する技能を習得する。
<授業の方法>
本授業では読みの活動を中心に授業を行う。基本的に、一回の授業で、一つの読み物を進める。授業の最初に配布された読み物を、まずはその主題、テーマに関わる導入を行い、背景知識を高めるための事前活動や読みのゴールを提示する。その他、文章理解に必要な語彙や文法についても解説する。その上で読みに入り、読む直前に概要を問う質問と部分的な情報を問う質問とが与えられる。文章を読みながらその質問に答える。読後、質問の解答に沿いながら理解を促進する視点や技術を提供する。さらに、本文の理解を踏まえて、対象テーマについて自己の考えを述べたりする。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 60  %最後で行う試験において、60%以上、得点を取得できること。 
2平常点/受講態度 40  %授業に一定以上(授業の2/3以上)出席し、授業内において真摯な態度に臨み、集中して20〜30分の実際の読みの活動に参加できるかどうか。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
毎時間一時間一時間を大切に過ごしてもらいたい。また、各時間に理解できなかったことはなるべくその時間の内に解決しておくこと。そのために復習課題には真剣に取り組んでもらいたい。この授業では、英語の基礎力と動機を高めることを主な目的にしている。とにかく焦らず、じっくりと学習すること。期末試験は毎回の授業をきちんとこなしていればできるものなので心配はいらない。授業への参加について真剣さが足りなかったり、一定以上授業に参加できない場合には単位が取れないことがあります。注意してください。
<テキスト>
  1. 佐々木由美/Ackert, Cause & Effect, 松柏社, ISBN:4-88198-477-2
<参考書>
  1. 授業中に適宜指示します。
<授業計画の概要>
1.ガイダンス<BR>2.トップダウンアプローチの読み方についての説明<BR>3.睡眠と夢1<BR>4.睡眠と夢2<BR>5.左利き<BR>6.人口問題<BR>7.熱帯雨林<BR>8.体内時計<BR>9.飛ぶのが怖い<BR>10.CPR<BR>11.頭痛<BR>12.宇宙ステーション<BR>13.家族の変化<BR>14.英語学習のキーポイント<BR>15.テスト
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《機械システム工学科機械デザインコース》
(A)【機械工学の意義】
幸福・福祉の意義,自然と社会との係わりが理解でき,これらに及ぼす機械工学の影響が理解できる能力を身につける.
《コンピュータ・メディア工学科 情報メディアコース》
(C) 科学技術が社会や自然に及ぼす影響や効果までを考慮できる多面的な地球的視野を会得し、国際的なコミュニケーションを可能とする基礎能力を修得する。
《土木環境工学科》
A.技術者の責務の自覚
 土木環境技術が人間社会や自然環境の変化に及ぼす効果・影響を理解し、自然と調和した人類の持続的発展のために土木環境技術者が果たすべき責務を自覚する。
J.理論的な表現・伝達能力
 自分の思想やアイディアを具体的かつ理論的に表現し伝達する能力、及び共通の課題について他の人と議論し合理的な結論を導き出すことのできる能力を身に付ける。
[学生による授業評価アンケートに関する記述]
(1)訳読よりも、文章の概要把握を目的とするリーディングを行います。<BR>(2)1時間である程度の分量を読みます。<BR>(3)評価においては出席、特に授業への参加度を重視します。<BR>(4)実際の読みを重視し、教師の説明をなるべく少なくします。