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授業科目名
担当教員
機械システム工学入門ゼミ
近藤 英一/他
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
060510 B 2 I 1 前期 IV
[概要]
大学の機械システム工学科に入学したばかりの1年前期に、その後専門科目の授業を担当する各教員から、それぞれの教員の専門に関する概略的な説明を受ける(8回程度)。また、授業の後半には、4週間にわたり、数人づつのグループに分かれて教員研究室を訪問し、各教員から与えられる課題をこなすことにより、工学研究の一部を体験することが出来る。課題内容は教員ごとに異なる。高校までの受動的学習から、大学における自主的学習に移行するための重要な科目である。
[具体的な達成目標]
各教員の専門科目がもつ意義や、機械システム工学全体の中の位置づけをよりよく理解させ、学習意欲を高めることが目標である。
[必要知識・準備]
各教員から指示される場合以外は、とくに事前の準備は必要としない。しかし、後半の研究室訪問では、筆記用具は必ず持参すること。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート課題 60  %2研究室における課題遂行能力を評価する.(30%×2) 
2平常点/受講態度 40  %受講における学習態度を評価する. 
[教科書]
  1. 教科書は必要としない。ただし、各教官からプリント等を配布されることもある。
[参考書]
  1. 必要があれば紹介する。
[講義項目]
1.授業の進め方に関する説明。<BR>2.各教官の専門に関する説明。(8回程度)<BR>3.研究室ゼミ。課題遂行。(4回)<BR>  5名から6名の小グループに分かれて実施。
[教育方法]
講義、研究室ゼミ<BR>・専門的内容を1年生に理解できるようにやさしく解説する。<BR>・専門科目の学問的内容、社会的意義、工学的意義、また機械システム工学全体の中の位置づけを意識しながら解説する。<BR>・学習意欲が高まるように解説・指導する。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
《機械システム工学科機械情報コース》
(A)技術者としての自覚
  機械工学が人間社会や自然環境に及ぼす効果や影響を理解し、人々の幸福・福祉を広い見識で捉え、自然と調和した社会の発展のために技術者が果たすべき役割を自覚する。
(B)工学のための基礎知識
機械工学を学ぶ上で基盤となる数学、物理や化学などの自然科学と情報技術の基礎知識を習得し、これらを機械工学へ活用できる能力を身につける。
[その他]
前半では全教員が順に研究内容を紹介する。後半は割り振られた研究室でゼミ形式で指導を受ける。
[学生による授業評価アンケートに関する記述]
研究内容は専門的な内容となるが、出来るだけ平易に解説する。<BR>時間的な制約で2研究室程度しか回れないが、それぞれの研究室の雰囲気を感じ取って欲しい。