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授業科目名  学部入門ゼミ
時間割番号 060001 P
担当教員名 池田 尚隆/宮永 義夫/井上 範夫/橋本 朝生/滝口 晴生/町田  茂/松岡 幹就/沢田 知香子/奥村 直史/森田 秀二
開講学期・曜日・時限 前期・金・I 単位数 2
<対象学生>
国際文化コース1年生
<授業の目的および概要>
・個々の学生に、国際文化コースで何を学びたいのかについて、卒論研究のテーマ選びも視野に入れながら自覚してもらい、探究心を持たせる。<BR>・国際文化コースでの専門教育のために必要となる基本的な知識や技能を伝える。<BR>・学生間の学修上の交流を深める。
<到達目標>
・大学およびコースで「学ぶ」とは何かを理解できるようになる。
<授業の方法>
(1) 各教員が、大学での「学び」について、それぞれの専門分野の話を例にして紹介する。<BR>(2) 各学生が、興味あるテーマについて、教員の助言を受けながら文献や資料を調査し、発表の準備をする。<BR>(3) 各学生が、調べた内容を要約してプレゼンテーションを行う。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1平常点/受講態度 20  %日常的努力(全体授業への参加、発表準備への取り組み) 
2発表/表現等 80  %発表内容(知的好奇心と探求力、情報収集・整理力など)50%、プレゼンテーション(発表・表現力など)30% 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
大学では、学習に対して今まで以上に主体的、積極的な態度が求められます。疑問に思ったことを大切にして、その疑問を解くための情報収集力、整理力、そして何よりも持続する情熱をぜひ自分のものにしてください。卒論に活かされるだけでなく、社会で幸福に生きていくためにも不可欠な能力です。
<テキスト>
  1. 必要に応じてプリントなどを配布。
<参考書>
  1. 鹿島茂, 「勝つための論文の書き方」, 文春新書, ISBN:9784166602957
  2. デイビッド・ロッジ, 「小説の技巧」, 白水社, ISBN:9784560046340
  3. 学習技術研究会, 「知へのステップ:大学生からのスタディ・スキルズ(改訂版)」, くろしお出版, ISBN:9784874243558
  4. 実松克義他, 「広げる知の世界:大学でのまなびのレッスン」, ひつじ書房, ISBN:9784894762428
<授業計画の概要>
第1週-第5週(全体授業)<BR> 各教員が、20分から30分間、プレゼンテーション形式で専門分野や研究内容・方法の紹介を行い、その後学生の質問に答える。 第1週目には、本授業の進め方についての導入も行う。<BR>  <BR>第6週(全体授業)<BR> 情報リテラシー演習を行い、WWWによる情報収集の方法や、効果的なプレゼンテーションの技術について指導する。<BR><BR>第7週-第10週(ゼミ形式)<BR> 各学生が、アドバイザー(指導教員)の助言を受けながら、課題設定、情報収集、資料整理などの発表準備を行う。助言を受ける時間は、学生がアドバイザーと相談して決める。<BR><BR>第12週(全体授業)<BR> 発表準備会:司会進行などの役割分担を行う。<BR> <BR>第13週-第15週 (授業3回分の時間を使って全体発表会)<BR> プレゼンテーション:各学生が調べた内容を10分間で発表し、その後5分間で質疑応答を行う。<BR><BR>注意:第1週から第5週まで、第6週、および第12週に、本来の時間(金曜日1時限)に全体授業を行う。
[学生による授業評価アンケートに関する記述]
一昨年度までの講義形式の授業は、受動的な姿勢の学生が多く、アンケートでの満足度も低い傾向にありました。その形式を改めて、個々の学生がより能動的に関わることが求められる授業を行います。