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授業科目名
担当教員
プレゼンテーション論及び実習
今宮 淳美
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
273725 2 G 3 後期 IV
[概要]
本講義の目的:講義での「問題解決の過程」を理解し,実践としてプレゼンテーションに ついて次の項目を習得する;(1)プレゼンテーション用ツールを利用して情報を効果的に伝達するためのマルチメディア資料を作成する方法を習得することと、(2)新しいアイディアを発想・整理・発表する企画活動の一連の手順を模擬的な体験を通じて習得することである。言うまでもなくこの2つの能力は、研究であれビジネスであれあらゆる社会的活動を行うに当たっての基礎的素養である。同時に、新しいソフトウェア=ビジネスモデルの設計と開発作業は、アイディアをソフトウェアという物にブレークダウンして行く一種の企画活動でもあり、本講義ではシステムエンジニアにとっての基礎的発想法の習得の場としても位置付けられる。カリキュラム中での位置付け:<a href="http://www.cs.yamanashi.ac.jp/g/JABEE/curriculum/">Gコースのカリキュラム</a>
[具体的な達成目標]
問題解決について次の項目を理解および実習する;<BR>  1.問題解決の過程と思考方法   <BR>  2.情報収集と整理<BR>  3.発想と整理の技法<BR>  4.文章・図解表現<BR>  5.プレゼンテーション実習 <BR>(1).ツールを使ってプレゼンテーションのアウトラインを設計できる。<BR>(2).ツールを使ってプレゼンテーションのスライドを作成できる。<BR>(3).ツールを使って演説ノートと想定質問応答ノートを作成できる。<BR>(4).プレゼンテーションの練習ができる。
[必要知識・準備]
できるだけ講義の「問題解決」の手法のいくつかを取り入れる.<BR>自分が熟知している主題を一つ選んでおくこと。分野としては、学問・技術<BR>(例:ハードディスク装置)、特技(例:サッカー)、趣味(例:映画)、仕事<BR>(例:飲食店のバイト)、生活(例:車の洗車、家電製品の購入)、土地(例:<BR>出身地、外国)、歴史などであり、公序良俗に反しないものなら何でもよい。参<BR>考資料を持参すると実習しやすいだろう。スライドに挿入する図、写真、ビデ<BR>オ、グラフ用数値などをメモリスティック等で持参してもよい。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート課題 70  %1.問題解決の過程として,プレゼンテーションの一連の手順を遂行できる,2.ツールを使ってプレゼンテーションのアウトラインを設計できる,3.ツールを使って適切な内容のプレゼンテーションのスライドを作成できる,4.ツールを使って適切な表現のプレゼンテーションのスライドを作成できる,5.ツールを使って演説ノートと想定質疑応答ノートを作成できる 
2発表/表現等 30  %講義,レポート実習を統合して発表会で発表および質疑応答 
[教科書]
  1. 系統的トレーニング 日本語発表作法, 日科技連出版社, ISBN:4817161396
[参考書]
  1. 系統的トレーニング 日本語作文作法, 日科技連出版社, ISBN:481716137X
  2. 問題解決の発想と表現, 放送大学, ISBN:4595237367
[講義項目]
はじめに<BR><BR>問題解決の過程と思考法<BR>情報収集と整理<BR>発想と整理の技法<BR>文章・図解表現<BR>プレゼンテーション<BR>交渉と説得<BR>評価<BR>実習(集中講義)<BR> プレゼンテーションの見本視聴<BR> 語り時間の見積り<BR> アウトラインの作成<BR> 話題の洗い出し<BR> 実物・模型の選択<BR> 話題の重み付けとアウトラインの作成<BR> スライドの作成<BR>  表現媒体の選択(ト書き)<BR>  表現の仕上げ<BR> ノートの作成<BR>  演説ノートの作成<BR>  想定質疑応答ノートの作成<BR> 練習<BR>  対人恐怖の軽減<BR>  冗長音の排除練習<BR>  黙読・計時の練習,時間制限に合せるスライドの調整,身振り,立ち稽古
[教育方法]
問題解決の方法.発想・表現を実践とともに理解する:<BR> 教員の短い講義が、視線合せや冗長音の排除などの手本を示す。自習型の教科<BR> 書読破とツール実習を原則とする。巡回する教員及びほかの学生に相談してもよ<BR> い。語り時間の見積り、話題の重み付け、想定質問の募集、練習などにはグルー<BR> プ作業を用いる。教科書以外のプリントも用いる。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
《コンピュータ・メディア工学科 情報メディアコース》
(B) 自身のアイディア及び自身が開発した製品・技術を相手に応じて効果的に伝えるためのプレゼンテーション力を修得する。
(D) 時代の変化に対応できるよう、最新の技術動向を考慮し自律的・継続的に学習する能力を修得する。
(E) 情報化社会における要求に対して問題分析を行い、専門的知識に基づく創意工夫によってそれを解決するまでの問題発見デザイン能力を修得する。
[その他]
(未登録)