山梨大学電子シラバス

授業科目名

看護学原論１

担当教員

佐藤　みつ子

時間割番号

単位数

履修年次

期別

H003011

通期

［学習目標］

一般目標 　看護の変遷や看護理論の成立過程を理解し、看護の対象としての人間・健康・看護を探求するとともに、看護活動の場における看護機能と役割について理解を深め、看護学を学ぶ意義を認識できる。 学習目標 　１．知識 　　１）看護の変遷や看護理論の成立過程を理解できる。 　　２）看護の対象としての人間について多面的に理解できる。 　　３）看護の視点から健康の概念について理解できる。 　　４）社会の中で保健医療サービスを提供するシステムとそのシステムの中で機能す　　　　る看護について理解する。 　　５）看護の機能と役割を認識し、その上で法的面と実際面から具体的な看護業務に　　　　ついて理解する。 　２．技能 　　１）看護理論の活用方法を習得する。 　　２）看護の対象としての人間の基本的ニーズを多面的に把握する方法を習得する。 　　３）自己の健康観をもって各自の生活に生かす方法を習得する。 　　４）対象者の健康問題について考え、解決に導くための基礎的方法を習得する。 　３．態度 　　１）看護の本質を理解し、看護について探求する。 　　２）広く人々の健康問題に関心をもつ。 　　３）人々の健康問題に関心をもつ。 　　４）人の心の状態を察知する感性を養う。 　　５）看護職として誠実な態度をとる。

［授業計画］

＜授業計画・前期＞<BR>　４月１９日（木）14:45～16:15　　看護の概念、医療・看護の定義<BR>　５月１０日（木）　同　上　　　　医療・看護の変遷と現代医療・看護、医療を<BR>　　　　　　　　　　　　　　　　　とりまく諸問題、医療の中の看護の役割<BR>　　　１７日（木）　同　上　　　　看護の対象論<BR>　　　２４日（木）　同　上　　　　　　人間の特性<BR>　　　３１日（木）　同　上　　　　　　人間の欲求<BR>　６月　７日（木）　同　上　　　　　　人のライフサイクル<BR>　　　１４日（木）　同　上　　　　看護と環境と対処機制<BR>　　　２１日（木）　同　上　　　　看護と健康<BR>　　　２８日（木）　同　上　　　　　　健康の概念<BR>　７月　５日（木）　同　上　　　　　　健康の阻害因子<BR>　　　１２日（木）　同　上　　　　　　健康段階に応じた健康問題と対策<BR>　　　１９日（木）　同　上　　　　定期試験<BR>　　　　　　　<BR>＜授業計画・後期＞　<BR>１０月　４日（木）14:45～16:15　　看護の理論<BR>　　　１１日（木）　同　上　　　　　　ナイチンゲール看護理論<BR>　　　１８日（木）　同　上　　　　　　ニード論（ヘンダーソン）<BR>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　適応理論（ロイ）<BR>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　セルフケア理論（オレム）<BR>　　　２５日（木）　同　上　　　　　　相互作用理論（トラベルビー）<BR>１１月　１日（木）　同　上　　　　　　相互作用理論（ペプロウ）<BR>　　　２２日（木）　同　上　　　　看護活動と役割<BR>　　　２９日（木）　同　上　　　　保健医療提供システムと看護<BR>１２月　６日（木）　同　上　　　　チーム活動としての保健医療と看護<BR>　　　１３日（木）　同　上　　　　看護と法律・看護過程・看護診断<BR>　１月１０日（木）　同　上　　　　看護管理<BR>　　　１７日（木）　同　上　　　　看護教育制度・継続教育・看護研究<BR>　　　２４日（木）　同　上　　　　看護倫理・医の倫理<BR>　　　３１日（木）　同　上　　　　バイオエシックス（生命倫理）<BR>　２月　７日（木）　同　上　　　　保健医療・看護における国際化と展望<BR>　　　１４日（木）　同　上　　　　定期試験

［到達目標］

１．看護の変遷や看護理論の成立過程について学び、看護について探求できる。 　２．看護の対象としての人間について学ぶ。 　３．看護の視点から健康の概念について学び、対象者の健康問題・解決策について　　　　考える。 　４．社会の中で保健医療サービスを提供するシステムとそのシステムの中で機能す　　　　る看護について考える。 　５．看護の機能と役割を認識し、その上で法的面と実際面から具体的な看護業務に　　　　ついて考える。

［評価方法］

No	評価項目	割合	評価の観点
1	試験：定期試験	60 %	知識の理解度
2	小テスト／レポート課題	20 %	論理的思考と表現力
3	平常点／出席点	10 %	出席率
4	発表／表現等	10 %	発表内容、発表態度

［教科書］

［参考書］