授業科目名
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英米文学特論演習III
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時間割番号
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539306
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担当教員名
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滝口 晴生
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開講学期・曜日・時限
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前期・木・IV
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単位数
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2
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<対象学生>
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大学院
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<授業の目的および概要>
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各ジャンルの古典とも言える作品を読み、それがあらわす精神世界、時代あるいは国民性を考える。今年度はEdward W. SaidのOrientalism(1978)を読み、評論文に触れる。大変有名な書物であり、翻訳もあるが、原文を丹念に読むことによって、著者の論理の展開、目指している地平を読み取る。
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<到達目標>
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論理を追いながら著者が目指している視点が読み取れる。
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<授業の方法>
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各章の重要部分を抜粋して精読し、報告者の報告に基づき議論しながら進める。
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 小テスト/レポート課題 | 50 % | 内容を読み取り、批判的な視点を展開できるか | 2 | 平常点/出席点 | 20 % | 授業への参加度 | 3 | 発表/表現等 | 30 % | 担当分に綿密な準備がおこなわれたか |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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現代世界を考える上で基本的な書物であり、単に読み取るだけでなく、自分自身の立場と絡めて、思考の展開を期待します。
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<テキスト>
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- Edward W. Said, Orientalism, 限定せず
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<参考書>
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(未登録)
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<授業計画の概要>
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1 Introduction<BR>2-4 The Scope of Orientalism<BR>5-10 Orientalist Structures and Restructures<BR>11-14 Orientalism Now
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