授業科目名
|
英語科教育学特論II
|
時間割番号
|
539103
|
担当教員名
|
田中 武夫
|
開講学期・曜日・時限
|
前期・木・II
|
単位数
|
2
|
<対象学生>
|
(未登録)
|
<授業の目的および概要>
|
第2言語学習研究を概観しながら、この分野の研究課題、研究成果、および問題点などの理解を図り、第2言語学習過程を理論的に理解することによって、英語科教育を研究するための基盤の一つをつくることを本特論の目的とする。第2言語学習研究で明らかにされている多面的な知見をもとに、日本人学習者の英語学習過程をどのように捉え、英語科教育実践にどのように生かすことができるかを探求する。
|
<到達目標>
|
この授業の到達目標は、多様な言語学習観の概要を理解し、日本の英語教育における英語学習および教授のあり方に関する多面的な捉え方ができるようになることである
|
<授業の方法>
|
輪読形式ではなく、教科書の内容に対する議論形式で行う。教科書内のキーワードおよび重要概念の理解度を確認する。授業中の議論を深めるために、教科書の重要概念に関わる質問を前もって授業で提示し、それに答える簡単なレポートを書いてもらう。それに基づき授業内での議論を行うことにする。本書で述べられている事柄が、どのように英語教育実践と関連しているのか、どのような問題を提起しているのか、どのように授業に応用できるかについて議論を行う。
|
<成績評価の方法>
|
No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
---|
1 | 小テスト/レポート課題 | 30 % | 毎回授業で指示された課題についてどれだけ取り組んだかを評価する | 2 | 平常点/出席点 | 40 % | 出席だけではなく、授業中の議論への貢献度も評価する | 3 | 発表/表現等 | 30 % | 課題発表内容の適切さやアイデアを評価する |
|
<受講に際して・学生へのメッセージ>
|
オフィスアワーは、木曜IV限2:45〜4:15とします。
|
<テキスト>
|
- Mitchell, R. & Myles, F., Second Language Learning Theories (Second Edition), Arnold, ISBN:0340807660
- Richard, J. C., & Schimdt, R. C, Dictionary of Language Teaching and Applied Linguistics, Addison-Wesley, ISBN:058243825X
- .
|
<参考書>
|
- 大喜多 喜夫, 英語教員のための応用言語学―ことばはどのように学習されるか, 昭和堂, ISBN:4812200180
- 小池生夫(監修), 第二言語習得研究の現在, 大修館書店, ISBN:4469244996
- ハーバート・W・セリガーほか, 外国語教育リサーチマニュアル, 大修館書店, ISBN:4469244570
- Brown,H.D., Principles of Language Learning and Teaching, Addison-Wesley, ISBN:0130178160
|
<授業計画の概要>
|
第1回: オリエンテーション<BR>第2回: Second Language Learning: Key Concepts and Issues<BR>第3回: The Recent History of Second Language Learning Research <BR>第4回: Linguistics and Language Learning: The Universal Grammar Approach<BR>第5回: Cognitive Approaches to Second Language Learning<BR>第6回: Functional/Pragmatic Perspectives on Second Language Learning<BR>第7回: Input and Interaction in Second Language Learning<BR>第8回: Sociocultural Perspectives on Second Language Learning<BR>第9回: Sociolinguistic Perspectives<BR>第10回: Conclusion<BR>第11回: 予備<BR>第12回: 予備<BR>第13回: 予備<BR>第14回: 予備<BR>第15回: 予備
|