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授業科目名  幼児教育学特論演習
時間割番号 510802
担当教員名 秋山 麻実
開講学期・曜日・時限 後期・木・VI 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
男性の育児休業取得率はなかなか伸びないが、言説レベルでいえば、「男の子育て」についてはさまざまな言葉が飛び交うようになった。それらは、どのような実感や立場、利益などの網の目のうえにあるのか。この授業では、男性と子育てについての言説を読み解き、整理しながら、子どもの育つ環境とジェンダーについて考える。
<到達目標>
文献講読をしながら、「子育て」という営みのなかにある子ども、大人、保育者、教師、社会、政治等について縦横に考える。
<授業の方法>
ゼミナール形式。文献講読を中心とする。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1平常点/出席点 50  %積極的に議論に参加すること 
2発表/表現等 50  %問題を整理して発表すること、生活やニュースなどにひきつけて論点を提出すること 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
常に自分の意見をもって、参加してください。
<テキスト>
  1. 参考書として挙げたなかから、授業時に参加者と共に決定します。
<参考書>
  1. 父親が子育てに出会うとき―「育児」と「育自」の楽しみ再発見, 筒井書房, ISBN:4887204507
  2. 父親のすすめ, 文芸春秋, ISBN:4166605291
  3. FATHERS/父親―ノーバディズ・パーフェクトシリーズ, ドメス出版, ISBN:4810705854
  4. 近代日本の父性論とジェンダー・ポリティクス, 作品社, ISBN:4878936320
<授業計画の概要>
1.オリエンテーションと授業の計画<BR>2〜14.文献講読<BR>15.まとめ