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授業科目名  教育思想特論演習
時間割番号 510704
担当教員名 寺崎 弘昭
開講学期・曜日・時限 後期・火・III 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
 <教育(educatio)>の思想は、基本的には新たないのちを産み出し養う営みをめぐる思考(パンセ)である。したがって、教育思想の淵源を辿れば、それは必然的に生を養う思想の歴史と接点をもち、また重なることになる。身心のケアにまつわる思想との接点で、教育の思想は考えられねばならない。<BR> そのさいまず、身心観念の歴史が検討されねばならないのだが、「情念」概念を窓口にすることが適当だろう。そこで、情念論の検討をしたい。
<到達目標>
デカルト『情念論』を、読了する。
<授業の方法>
演習
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1平常点/出席点 50  %日常的勉学努力・読解力 
2発表/表現等 50  %知的好奇心・論理的想像力 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. デカルト, 省察・情念論, 中央公論新社, ISBN:4121600339
  2. デカルト=エリザベト往復書簡, 講談社, ISBN:4061595199
  3. バタイユ他, 無頭人(アセファル), 現代思潮社, ISBN:4329010046
  4. バタイユ他, 聖なる陰謀―アセファル資料集, 筑摩書房, ISBN:4480089829
  5. セネカ哲学全集 I, 岩波書店, ISBN:4000926314
<授業計画の概要>
今回は、デカルト『情念論』をとり上げる予定。<BR><BR>1. イントロダクションを行なったうえで、参加者の関心を交流し、具体的に検討する文献史料を選定した授業計画を策定する。<BR><BR>2. デカルト『情念論』を含む基本的文献について、実際に、講読を進める。