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授業科目名  学校経営学特論
時間割番号 510401
担当教員名 榊原 禎宏
開講学期・曜日・時限 前期・水・II 単位数 2
<対象学生>
興味のある大学院生ならばいずれも可。
<授業の目的および概要>
公教育の中心である学校の目標、資源、技術、評価などをめぐって、制度と組織、メンバーシップがどのような状況にあるのかを明らかにし、近未来の学校像を展望する。また、これまでの学校観を問い直し新たに構想するために、受講生の既存の教育や学校に対する認知を揺るがすことをねらう。
<到達目標>
学校経営を取り巻く条件とその運営について理解を深めるとともに、学校経営に関わる問いを立てうる力量を獲得すること。
<授業の方法>
講義とAV視聴、資料の読み込みと授業者と受講者の論議を行う。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート課題 20  %課題に対するミニレポートを作成、報告したか。 
2平常点/出席点 50  %授業に参加し、生産的な議論に関与できたか。 
3発表/表現等 30  %書面上および口頭上の発表が問いを深めるものであったか。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
学校−この不思議な場を疑い、失望し、そして、それにもかかわらず望ましいあり方を考えたい人、に是非参加してほしいと思います。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 堀内孜編, 現代公教育経営学, 学術図書出版社, ISBN:4873615968
  2. 小野由美子ほか編, 学校経営研究における臨床的アプローチの構築―研究‐実践の新たな関係性を求めて, 北大路書房, ISBN:4762823821
  3. 河野和清編, 地方分権下における自律的学校経営の構築に関する総合的研究, 多賀出版, ISBN:4811567617
  4. 黒崎勲, 新しいタイプの公立学校, 同時代社, ISBN:4886835155
  5. Geoff Whitty、堀尾輝久ほか訳, 教育改革の社会学―市場、公教育、シティズンシップ, 東京大学出版会, ISBN:4130513079
<授業計画の概要>
1.学校と経営の関係<BR><BR>2.学校を支える条件(1)教職員1<BR><BR>3.同(2)教職員2<BR><BR>4.同(3)児童・生徒<BR><BR>5.同(4)保護者・地域住民<BR><BR>6.同(5)学校と公教育<BR><BR>7.各論(1)学校評価論<BR><BR>8.各論(2)学校管理職論<BR><BR>9.各論(3)学校組織マネジメント