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授業科目名
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指導教員
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先進医用工学特論II
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秋津 哲也/植屋 清見/石川 稜威男
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時間割番号
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単位数
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コース
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履修年次
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期別
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曜日
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時限
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414770 | 2 | (未登録) | 1 | 後期 | 木 | V | ||||||||||||
[概要と目標] | ||||||||||||||||||
高齢者や障害者などの社会的・肉体的弱者が安全で快適に過ごせる生活環境・社会的環境を構築していくことは、これからの日本の社会において不可欠である。本授業では1)ヒトの知覚・認知特性,2)バイオメカニクスの理論、3)プラズマ発生技術とそれらの医療・環境への応用を対象とする.ヒトの知覚・認知特性については科学的な裏付の基に急速にその理解が深まり,障害者用補助機器の開発に適用されている.バイオメカにクスは生体に作用する力学的な作用を科学的に研究するものであり,その応用領域は体育・スポーツの指導,整形外科・リハビリテーションや人間工学・労働科学等多岐にわたる.また,プラズマ発生技術は現代社会を維持・進展させるための基本的な要素技術の一つであり,プラズマによる乾燥失活、凝固・切開、滅菌・殺菌、VOC分解等で医療分野や環境改善に貢献している.本授業ではそれらの各項目の諸原理,測定分析理論、実験分析等について理解を深め、実践に活かすことを目的とする. | ||||||||||||||||||
[到達目標] | ||||||||||||||||||
ヒトの知覚・認知特性やバイオメカニクスを科学的・定量的に把握できる.<BR>プラズマの医療・環境分野への応用を理解し適用できる. | ||||||||||||||||||
[専攻の目標と講義の目標との関連性] | ||||||||||||||||||
先進医用工学分野では,人間性に富む医療環境や社会環境の実現を目指し,異なる学問分野を基盤とする広い視野と深い専門性を併せ持ち,医療・福祉用機器用具の設計・開発・評価などの研究開発に従事できる研究者・技術者の教育を目的としている。本授業では,ヒトの知覚・認知特性やバイオメカニクスを科学的・定量的に把握することで,上記の機器用具の設計・開発・評価などの研究開発を的確に行うことが可能となる.また,プラズマの医療・環境分野への応用例は少なく,これから発展する可能性を秘めており,先進的な機器用具の研究・開発に寄与することが期待される. | ||||||||||||||||||
[必要知識・準備] | ||||||||||||||||||
学部で学んだ数学や物理学の素養が身についていることを前提とするが,特別な事前の準備等は必要ない。 | ||||||||||||||||||
[評価基準] | ||||||||||||||||||
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[教科書] | ||||||||||||||||||
[参考書] | ||||||||||||||||||
[講義項目] | ||||||||||||||||||
1)知覚・認知 脳と人工的ニューラルネットワーク(石川) <BR>2)知覚・認知 視覚における情報処理(石川) <BR>3)知覚・認知 聴覚における情報処理(石川) <BR>4)知覚・認知機能の応用(石川) <BR>5)バイオメカニクス 定義と概念(植屋) <BR>6)バイオメカニクス バイオメカニクスの基礎としての力学・生理学・解剖学(植屋)<BR>7)バイオメカニクス 動作解析学の実際(1)シネマトグラフィーとコンピューター解析(植屋) <BR>8)バイオメカニクス 動作解析学の実際(2)Force-Plateによる歩行・跳躍・各種動作の解析(植屋) <BR>9)プラズマ 基礎 と 医工学応用(秋津) <BR>10)プラズマ 大気圧プラズマと表面処理(秋津) <BR>11)プラズマ 電気工学周辺技術(秋津) <BR>12)プラズマ 計測技術(秋津) |