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授業科目名
分子病態学概論
担当教員
飯島 裕幸/星  和彦/平田 修司/杉田 完爾/塩澤 全司/新藤 和雅/松崎 全成/遠藤 登代志/手塚 英夫/荒木 勇雄
時間割番号
単位数
履修年次
期別
411010 B 2 1,2 前期
[学習目標]
 種々の疾患の発症機構を分子レベルで研究するため必要な知識や技術について,基本的な概要講義を行う。
[授業計画
(オムニバス方式)<BR>(飯島裕幸教授)<BR> 網膜視細胞での光情報伝達のメカニズムについて解説し,遺伝的にこのシステムに障害をきたす網膜色素変性症の病態と現在の治療研究について概説する。<BR><BR>(星 和彦教授)<BR> 分子生物学的検討から明らかにされてきた、性ホルモン分泌、性機能発現、受精のメカニズムについて概説し、不妊症の病態解明、不妊治療法の開発についての展望を述べる。<BR><BR>(平田修司助教授)<BR> 精子における性ステロイドホルモンの作用について、精子の性ステロイドホルモン受容体の特性との関連を中心に概説する。<BR><BR>(塩澤全司教授)<BR> 主要な神経疾患の臨床的ならびに病理学的所見を解説し、その病態について述べる。<BR><BR>(新藤和雅助教授)<BR> ヒトにおける血圧を調節する神経性メカニズムと自律神経系の役割を概説し、正常の神経性血圧調節機構が破たんした場合の生体制御の変化について講義する。<BR><BR>(遠藤登代志講師)<BR> ステロイドホルモン、甲状腺ホルモンおよびビタミンD3受容体はホルモン依存性にDNAに結合し、遺伝子発現を調節する。これら核受容体スーパーファミリーの構造と機能、基本転写因子との関連を探り、分子レベルでのホルモンの作用を理解するとともに、これら受容体の遺伝子異常に基づく病態を概説する。(手塚英夫助教授)ヒト疾患を、その病態に即して分子レベルから実験研究する際に不可欠となるモデル動物の利用について、代謝や造血系、神経系疾患等の具体例について、情報の入手に始まり、実験とデータ解析に至る過程を展望し、概説する。
[到達目標]
 種々の疾患の発症機構を分子レベルで研究するため必要な知識や技術を養う。
[評価方法]
No評価項目割合評価の観点
1平常点/出席点 100  %出席率を中心に評価する。 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
(未登録)