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授業科目名
機能形態学
担当教員
竹田 扇
時間割番号
単位数
履修年次
期別
330060 B 2 1,2 前期
[学習目標]
構造とは「機能が遂行される為の場」を提供するものである。また構造を維持する為には不断に変化する環境に対して内部環境(milieu interieur)の「恒常性を保つ機能」が必要である。従って構造と機能は正に表裏一体の関係にある。本講では人体の構造を俯瞰したあと,?からだの成り立ち(発生学),?からだの制御機構(神経科学),?からだの構成単位である細胞(細胞生物学)に焦点を定めて講述し,併せて機能形態学に於ける研究の現状を紹介したい。
[授業計画
<オムニバス形式><BR>(竹田 扇 教授)<BR> 第1回人体の構造は幾つかのシステムの集合体である。解剖学は人体を解析し易いレベルに細かく切り刻み(還元),その仕組みを理解する学問である。1回目の講義ではからだの各システムに就いて概説する。<BR> 第2回受精卵という一つの細胞は発生という過程を経て,最終的には約60兆個の細胞からなるからだを形成するに至る。2回目の講義では発生学の基本について概説した後,最近の研究成果を紹介する。<BR> 第3回からだが一つのまとまりとして機能するにはCPUを備えた制御機構が必要である。3回目の講義ではからだの制御機構としての神経系を概説したあと,軸索輸送に焦点を当てて<BR>研究成果を紹介する。<BR><BR>(嶋田 修 助教授)<BR> 第4回細胞には小胞体,ゴルジ装置などの各種細胞小器官があり,それぞれが統合的に働くことで細胞は生命を維持する。4回目の講義ではタンパク品質管理機構が,細胞環境の恒常性を保つシステムを紹介する。
[到達目標]
 
[評価方法]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート課題 100  %  
[教科書]
(未登録)
[参考書]
(未登録)