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授業科目名
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担当教員
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植物分子生物学特論
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鈴木 俊二/高柳 勉
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時間割番号
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単位数
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コース
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履修年次
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期別
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曜日
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時限
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327280 | 2 | 自然機能開発専攻 | 1 | 後期 | 木 | II | ||||||||||||||||
[概要と目標] | ||||||||||||||||||||||
植物を食料生産や環境保全に利用するためには,その生理特性を理解する必要がある。今日の分子生物学の進歩は,植物の生命活動を分子レベルで理解し,さらに分子レベルで育種することを可能にしつつある。本講義では,植物の生命活動,すなわち,呼吸,光合成,環境ストレスへの応答などを最新の分子生物学の知見をもとに解説する。さらに,植物におけるゲノム解析の現状と,その情報に基づく分子育種技術を解説するとともに,人類にとっての有益性と危険性を考察する。 | ||||||||||||||||||||||
[到達目標] | ||||||||||||||||||||||
講義項目に示したいろいろな語彙について,キーワードとして理解できるようにする。植物細胞の基本的な営みを最新の分子生物学的見地から理解する。分子育種技術により,どのような有益な植物が作成できるのか理解するとともに,現在直面している課題について自己の考えを持てるようにする。 | ||||||||||||||||||||||
[必要知識・準備] | ||||||||||||||||||||||
生物種を問わず,分子生物学の知識を持っていることが望ましい。ただし,基礎生物学から分子生物学への流れで説明するので,基礎的な生物学を学んでいれば問題はない。 | ||||||||||||||||||||||
[評価基準] | ||||||||||||||||||||||
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[教科書] | ||||||||||||||||||||||
(未登録) | ||||||||||||||||||||||
[参考書] | ||||||||||||||||||||||
[講義項目] | ||||||||||||||||||||||
--前半--<BR>植物細胞の構造と機能<BR> 1. 細胞膜の構造とオルガネラ<BR> 2. 細胞壁<BR>植物細胞の活動<BR> 3. 細胞周期<BR> 4. 細胞内シグナル伝達<BR>植物の分子育種技術<BR> 5. 遺伝子組換え植物の作成と利用<BR><BR>--後半--<BR>ブドウ果実の分子生物学<BR> 6. ブドウの分類<BR> 7. 受精と結実<BR> 8. 果実の成長とホルモン<BR> 9. 果実の成熟と二次代謝 |