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授業科目名
担当教員
微生物遺伝学特論
飯村  穣
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
325210 2 生命系 1 後期 I
[概要と目標]
 微生物ゲノムの工学的活用を図るため、最新のゲノム科学の基礎を理解させる。真核生物の中で最もゲノム解析が進んでいる出芽酵母の例を中心に、各講義項目を解説し、ゲノムから見た新しい細胞像を理解させ、ゲノム科学の応用にも言及する。
[到達目標]
 有用微生物(具体的には酵母)の分子遺伝学を通じて、ゲノム科学の考え方と理解し、その微生物育種、微生物管理技術への応用力を養成する。
[必要知識・準備]
 分子生物学と微生物学の基礎知識を前提とする。
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート課題 90  %ゲノム科学の考え方と応用について理解度を評価する。 
2平常点/出席点 10  %授業中の質問等の学習意欲を評価する。 
[教科書]
  1. その都度指定する。
[参考書]
  1. ゲノム微生物学, シュプリンガー・フェアラーク東京, ISBN:4431708405
[講義項目]
1. ゲノム科学の歴史的背景<BR>2. ゲノム科学の特徴と現状 <BR>3. ゲノム解析の方法と意義 <BR>4. ゲノムの構造 <BR>5. 染色体複製と伝播の機構及びその制御 <BR>6. 減数分裂と有性生殖の仕組み <BR>7. 細胞の複製とその制御 <BR>8. オルガネラの機能 <BR>9. 細胞内タンパク質輸送と分泌機構 <BR>10.細胞内シグナル伝達系 <BR>11.微生物ゲノム科学の展望<BR>12.ゲノム科学の有用微生物開発への応用(1)<BR>13.      〃          (2)<BR>14.まとめ