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授業科目名
担当教員
有機機器分析特論第二
谷  和江
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
325170 2 (未登録) 1 前期 II
[概要と目標]
クロマトグラフ法等で、多成分混合物から分離された微量の純粋な有機化合物を同定し、構造を決定する法について述べる。有機機器分析特論IIでは、有機機器分析特論Iに引き続き、核磁気共鳴法について原理やスペクトルの帰属を行い、分子構造を推定できることを目標とする。
[到達目標]
分子式とNMRスペクトルから、簡単な化合物の構造を推定し、シグナルの帰属ができようになることを目標とする。授業の最終日には、前もって各自に配付したそれぞれ異なるNMRスペクトルの帰属の結果を各自でOHP等を用いて分りやすく解説する。
[必要知識・準備]
学部で履修した有機化学の基礎知識があること。
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート課題 60  %授業理解力 
2発表/表現等 40  %自発的勉学 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
  1. 有機化合物のスペクトルによる同定法 第6版 -MS、IR、NMRの併用-, 東京化学同人, ISBN:4807905066
[講義項目]
1.プロトン核磁気共鳴分光法  理論と装置<BR>2.緩和、化学シフト<BR>3.簡単なスピン結合、磁気的等価性<BR>4.キラリティ−、ビシナル及びジェミナル−スピン結合<BR>5.炭素−13核磁気共鳴分光法  ピークの帰属<BR>6.化学種と化学シフト<BR>7.13C-1Hスピン結合、DEPT