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授業科目名
担当教員
有機機器分析特論第一
木羽 信敏
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
325160 2 (未登録) 1 前期 II
[概要と目標]
 クロマトグラフ法等で、多成分混合物から分離した微量の純粋な有機化合物を同定し、構造を決定する法について述べる。<BR> 質量分析法、赤外分光法について原理と市販の装置について学び、スペクトルの帰属等を行い、実試料中の複雑な分子の分子構造を推定できる知識と手法を身につけることを目標とする。
[到達目標]
電磁波を用いた有機化合物の化学計測法の理解を深め,実試料分析に対応できる知識と手法を身につける。
[必要知識・準備]
分子と電磁波との相互作用に基づく基本的現象を理解していること。<BR>立体化学の基本的な表記法,有機化学命名法,質量分析法、赤外分光法の原理を理解していること。
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:定期試験 60  %実試料のスペクトルデータからの有機化合物の同定 
2小テスト/レポート課題 40  %予習課題20%,復習課題20% 
[教科書]
  1. 有機化合物のスペクトルによる同定法-MS,IR,NMRの併用-, 東京化学同人, ISBN:4807905066
[参考書]
  1. これならわかるマススペクトロメトリー, 化学同人, ISBN:4759808639
  2. 有機物のスペクトルによる同定法演習編, 東京化学同人, ISBN:4807905074
[講義項目]
 1.質量分析法の理論<BR> 2.イオン化技術<BR> 3.フラグメンテーション<BR> 4.分子式の決定<BR> 5.質量スペクトルI<BR> 6.質量スペクトルII<BR> 7.質量スペクトルIII<BR> 8.赤外分光法の理論<BR> 9.装置、試料調製法<BR>10.特性吸収帯I<BR>11.特性吸収帯II<BR>12.赤外スペクトルI<BR>13.赤外スペクトルII<BR>14.赤外スペクトルIII