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授業科目名
担当教員
応用水理学特論
大石  哲
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
324080 2 (未登録) 1 前期 II
[概要と目標]
学部で履修した定常状態での水理運動を発展させて,水理学における乱流運動と非定常運動を理解するために開水路・3次元流体(大気)について様々な事象の定式化と解析解法および結果の理解の仕方についての講義を行う.
[到達目標]
開水路非定常流現象を記述している式とその解法が理解できること.乱流運動を記述している式とそのモデル化が理解できること.大気を考える場合の熱力学の取り扱いなどが理解できること.
[必要知識・準備]
大学学部レベルの微分・積分学と山梨大工工学部土木環境工学科の水理学及び演習第一,水理学第2,水理学第3および環境気象学で学習する項目の内容が理解できていることが必要である.
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:定期試験 60  %専門学力・問題解決能力 
2発表/表現等 40  %コミュニケーション能力 
[教科書]
  1. 日野幹雄, 明解 水理学, 丸善, ISBN:4621027786
  2. 小倉義光, 一般気象学【第2版】, 東京大学出版会, ISBN:4130627066
  3. 池田駿介, 詳述 水理学, 技報堂出版, ISBN:4765515990
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
1.  開水路非定常流の基礎方程式<BR>2.  偏微分方程式の解法<BR>3.  段波<BR>4.  洪水流<BR>5.  乱流運動の基礎的な定式化<BR>6.  乱流運動の発展的な定式化<BR>7.  乱流運動のモデリング<BR>8.  3次元流体の基礎方程式<BR>9.  非圧縮近似<BR>10. 重力波動